2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マドンナの昔のヒット曲『オープン・ユア・ハート』のサビの部分は、そのまんま直訳すると大体こんな感じだった(ような)。 ♪私には錠前があって、あなたはその鍵を持っている。あなたの心を私に開いて。あなたが鍵を入れて回してくれたら、私はあなたに愛…

くじらのこと

id:kmiuraさん経由で知ったこのコラム 捕鯨と差別: http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/000511.html を読んで思い出したこと。 +++++++++++++++++++++ 1993年、京都でIWC総会が開かれていたとき。たまたま私は友人と旅行中で、スウェーデンにいた…

平等なお付き合い

落ち込む前に立ち寄ったお店で暇つぶしに読んだ『女性自身』の雅子さま関連記事の中の、ある部分にちょっと驚いてしまった。正確に記憶していないが大体のこんな感じの内容。皇太子の元養育係へのインタビュー。 殿下には、学習院初等科時代から特定のご学友…

残酷な神が支配するISBN:4091721710

昨日、前々から約束をしていたある人と会ってある話をしたのだが、その後、大幅にテンションが下がってしまった。 それで、まんが喫茶で気分転換でもしようと、前から気になっていたこのマンガ全17巻を一気読み。 気分がすぐれない時には、オススメしない一…

食べることには興味がない

id:sujakuさん経由 hizzzさんの「ネタのタネ http://d.hatena.ne.jp/hizzz/20040726」での19世紀「家政学」の誕生から現在に至る消費までの分析が、とても面白いと思いました。その中の 身もフタもない言い方をすれば、慈善と平等と自我意欲に燃えた家政学は…

点滴をする猫

久しぶりに実家に電話すると、父が 「おとといまで、さくらが危篤状態だった」 と教えてくれた。 さくらというのは実家で20年近くも飼っているメス猫のこと。この暑さで4〜5日間、エサも水もとることができなくなってしまい、体重も3.5Kgから2.5Kgへ激減。獣…

花の影

フランスの女主人にはかなりの権限があるのですが、中国の女主人には、全くなかったらしいという映画。1920年代の蘇洲の話ですが。 父や兄が次々と亡くなったり、阿片で廃人になったおかげでヒロイン、コン・リーは旧家の女主人になるのですが、小姑ならぬ、…

ロスチャイルド家の上流マナーブック

手書きの店頭POPの 「“船旅のマナー”も学べます!」 にもかなりミーハー心を刺激されましたが、著者のナディーヌ夫人は、決して上流階級のお嬢様ではなく、パリの小劇場の(多分、売れない)女優から、ロスチャイルド家の跡取りと結婚。名実ともに女主人とな…

セイヨウニワトコのクレープ、空軍育ちのイノシシ

デンマーク王室の料理長として長年活躍されているという近藤卓という方を、偶然、チャンネルを合わせたNKHの番組で知った。 王室の豪華な、一方で意外に実質的、質素な生活*1ぶりをはじめ、彼が女王をはじめ、デンマーク人スタッフから本当に信頼を得ている…

サンダーパンツ!

夫が、激しくオナラばかり出る時期がありまして。ヨーグルトやヤクルトを飲んで腸内細菌をせっせと増やしてみたり、医者にも行ったり。なのに、原因は分からずじまい。結局、時がたって自然に納まりました。 そのとき二人の間でよく話題にしていたのは 「一…

マトリックス・レボリューションズ

今さらながらではあるけれど、半額レンタルだったので観てみることに。 うーむ。やっぱりすっきりしない終わり方だった。とり合えずザイオンは救われたみたいだけど、生体電流を利用されてマトリックス世界の中で生きている人間は解放されるんですか? 出て…

感覚とはかくも不確かなもの①

生協に入りたがらない理由として結構、上がってくるのは 「加工食品の味がまずいから」 だと、職場の生協に加入している人が教えてくれた。彼女が加入している生協の加工食品にはグルタミン酸などの化学調味料が使われていない。*1一般の加工食品と比べると…

負け猫 キティ?

職場でサンリオのキティちゃん30周年のことが話題になる。 キティちゃんは、この年まで結婚もしてないし、まして子供もいないので負け犬ならぬ負け猫ってこと?としばし盛り上がる。 負け猫かどうかはともかく、今、負け犬と呼ばれている年頃女子は、キティ…

思い出し

それにしても。 ただ、感想を正直に述べることに、なぜこんなにも勇気がいるのだろうか。世間や、その集団の中で一般的だと思われていることに、少しでも意を唱えること(悪口や誹謗ではない)。 特に男性と話をしている場合、時々ですが突然 「俺を否定する…

宇都宮餃子

古代蓮の里から、宇都宮はそう離れてはいない。ついでということで宇都宮まで行き、名物の餃子を食べてみたのだが。 それほど美味しくなかった。 念のために言うが、まずいというのではない。充分、普通に美味しい。でも、雑誌やテレビなどの情報番組で宣伝…

古代蓮追っかけ

一度病みつきになるとトコトンやりたくなるアホな性分で、他にもハスが見られるところはないかと思っていたら、こんなところが。 古代蓮の里 古代蓮会館:http://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/index.html コレ幸いとばかり悪魔の囁きで夫もその気にさ…

トロイ

オーランド・ブルーム扮するパリス王子役のへタレっぷりを、各方面から聞かされているのにも関わらず何故、観に行ったかというと、今、読みかけの本『ミュージアムの思想』ISBN:4560038988 に興味深い指摘があって、映画のその箇所をチェックしたくなったか…

『ヒミズ』『千億の蟲』

調子にのって、今日は地元のマンガ喫茶に。『ダリアの帯』を読もうとしたが、なんと大島弓子が一冊もない。岡崎京子もない。信じられない。 結局『ヒミズ』と『千億の蟲』それぞれ全4巻を読む。 『ヒミズ』はヒタヒタと生暖かい空気といっしょに迫ってくる絶…

詩人の大冒険

あの天下のコン・リーが時代劇ラブコメディ!しかも『小林サッカー』の監督&主演のチャウ・シンチーと組んで。ど、どんなもんだろうかと怖いものみたさで新入荷コーナーからレンタル。 それにしても、ワイヤーアクションは奥が深い。あんなことも、こんなこ…

薬師池公園 2

再び、薬師池公園へ。二回目ともなると体も慣れるようです。前のようにヘロヘロにはならずにすみました。 大賀ハス。縄文時代のタネ3粒が千葉県で発見され、そのうち1粒だけが約2000年の眠りから覚めて、株分けで増えていった。だから、今見ているハスは縄文…

夕立のあった日

出かけようとしたら、激しい夕立!雷もゴロゴロ。よくアジアの国々の旅行ガイドブックには「雨期にはスコールに注意しましょう」と書かれているが、今日の夕立はまさにスコール級。それとも元々、スコールも夕立も似たようなものなのか。 雷の音があまりに大…

野口里佳展 飛ぶ夢を見た/原美術館

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彼女のことは直接は知らない(>当たり前)なのだけれど、こんなことがあった。 写真ワークショップの講師の人が言った。 「女性写真家って言うのはさ、女としての生き様とか、女性特有なものをウリにしてる人が多くてそれやると簡単に世間に受けるからさ、ず…

A、A2

マイケル・ムーアもいいですが、こっちもかなりいいです。テレビで見られないものが見られるという意味において。ただマイケル・ムーアと違って、面白おかしく分かりやすくするための編集がほどんどない分、見る側に自身の判断を求められるので、より重いで…

UV殺菌パワー

久しぶりに出したジーンズからヘンな匂いが。生乾きだったのを、気づかず仕舞ったのが原因なのか。2回洗って室内干ししてもダメだったが、3回目でベランダ天日干しにしたらピタッと匂いが収まった。さすがUV殺菌パワー。

富士宮焼きそば

友人I氏からお土産として富士宮焼きそばなるものを10日にいただいた。彼によると富士宮市は、今、焼きそばの町として有名になりつつあるらしい。 そんな話があった後、偶然にも昨日、昼間の「でぶや」の特番で富士宮焼きそばが取り上げられていて、なんとタ…

私は一体何処にいるのだろうか in 町田③

ルノアールのその席に決めたのは、開いている禁煙席がそこしかなかったからだったのだが。 隣の席にいた30代後半と思しきサラリーマン2人が大きな声で話をしているので、いやでも耳に入り、仮眠どころか全く落ち着かない。 「あの人さ、最近、やったら中国出…

私は一体何処にいるのだろうか in 町田②

曽我さん似のおばさんが料理を振舞うお食事処で、かけつけビール中ジョッキ3杯のお水をいただいた。 おばさんは、注文を受けてからもすぐには取り掛からず、料理も非常にゆっくり作るので、ラーメンが出来上がるころには私の体調も随分回復した。 お昼時だけ…

私は一体何処にいるのだろうか in 町田①

大賀ハスを撮りに薬師池公園に行く。 大賀ハス:http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kokufu/hasu.html 薬師池公園:http://www.city.machida.tokyo.jp/shi/leisure/c3-3.html 午前10時ごろ、町田駅からバスに乗った。車内は60以上のおばちゃんばかり。皆さん…

マン・レイ展 まなざしの贈り物/ハウス・オブ・シセイドウ

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マン・レイが生活費を稼ぐために(つまり、彼の芸術活動としてではなく)撮ったファッションフォト展。 モードも写真も彼の時代からはそんなに変わらない、というか既にあのくらいの時代に基本は完成してて、後はニュアンスとかディテールとかが違うだけとい…

「Water Falls−落ちる水−」十文字美信展/資生堂ギャラリー

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連日のこのうだるような暑さの中、もし銀座を訪れることがあるならば、このギャラリーに入って一服の涼をとるのもいいかもしれません。ひんやりとした地下のだだっ広いスペースに浮かぶ巨大なモノクロの滝と滝の音。池、葉っぱ、自転車…ありとあらゆるモノの…