2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「庭園植物記」展/東京都庭園美術館

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アラーキーの「花曲」というシリーズは多分、見るのは3回目になるのだと思う。で、3回目にしてようやく、極めて絵画的に撮ってるんだなぁと遅まきながら気づく。絵画的というのは、奥行きが圧縮されて平面的とでも言うか。 過去二回とも10枚以上の大きな組写…

変化朝顔

東京都庭園美術館の「庭園植物記」展で、変化朝顔の展示がなされているというので、それは是非見てみたいものだと楽しみにしていた…が、色々あって、10月末。展示はされていたものの、ほとんど枯れていた。白くて弱々しいのがちらほらとのみ。残念。 代わり…

ビオラ・パンジー界異変

園芸はずっとしていたけれど、秋から冬にかけての植え込みはここ数年やっていなかったから気づかなかっただけなのか、引越しして行くお店が変わったからなのか。 花ノ木という大きなガーデンセンターに行ったところ、ビオラおよびパンジーの品種の半端でない…

プラート美術の至宝展/損保ジャパン東郷青児美術館

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ボッティチェリの師匠リッピの祭壇画が、わざわざ教会からひっぱがされて*1やってくるというので見に行ったのですが、本当にゲージュツ物としての目玉はそれだけでありました。 それなのに中高年で凄い人だかり。なぜだ〜。それはほとんどが無料招待券でいら…

ギュスターヴ・モロー展/Bunkamura ザ・ミュージアム

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以前、ルーブル、そしてオルセーでモローの作品を間近で見て、そのディテールに恐ろしく感動した。CGのない時代に、なんというヘンテコな幻視をしていたのだろうかと。 言葉で上手く説明できないのだけれど、赤や緑の鮮やかな色彩の上に、細く黒い線(時にそ…

駅前封鎖

早朝に駅前でボヤ騒ぎがあった模様。本屋の裏手にあるスナックが火元らしい。既に消火活動は終わっていたが、あたりには焦げ臭いというか、体に悪そうな感じのする化学製品燃え臭が立ち込める。駅に入る車道とロータリーは黄色いリボンで封鎖されていた。騒…

オレンジショートケーキ

実に美味しそうな名前の、小ぶりなバラ。*1外側が白っぽくて、内側が赤に近いオレンジ色。オレンジ色の折り紙(裏は白)で作ったみたいに見える。 1本(スプレータイプなので花自体は5個ぐらいついている)650円也。新宿小田急フローリストにて購入。ここの…

私たちは試されている

たまたまランチで入った和食のお店に置いてあったフリーペーパー「自然時間」に掲載の村上龍のエッセイが載っていた。いつもの理詰めの調子と違う、ちょっと内省的な結びで印象に残った。以下はそのエッセイの結びの抜書き。 …帰国して、いつものように犬と…

300%スパニッシュ・デザイン、ファッションとスペインの文化/埼玉県立近代美術館

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これも10日に終了して久しいのだけれど、大変よかったのでメモ。(書いているのは20日) 愛知万博のスペイン館との連動企画らしいこの展示。場所は埼玉近美が提供しているけれど、企画その他はスペインの方々が何から何までやっておられる様子。 スパニッシ…

沈黙の声/東京国立近代美術館

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写真美術館や現代美術館ではなく、近代美術館でもアート系映像作品を所蔵しているとは知らなかった。(映画はここの管轄みたいだけど) キムスージャ(韓国)の「針の女」。長い長い黒髪を後ろで一つに束ねただけの、小柄な地味な服装の女性(作者自身)の立…

アジアのキュビズム 境界なき対話/東京国立近代美術館

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既にこの日で終わっている企画展*1。でも、面白かったのでメモ。 キュビズム、それを「発明」したピカソやブラックは偉かった…のかもしれぬが、結局のところそれは1つの「様式」に過ぎないのかもしれないと痛感。 まず、最初のコーナーに置かれた静物画。ピ…

美術館チケットのダフ屋

当日券チケット売り場の近くで、お金持ちそうな中高年の方々から「余ってるから」と無料招待券を譲っていただくことはかなりの確率であるのですが、この日ははじめての体験が。 地下鉄の出口を上がる途中の踊り場で「美術館に行くんですよね」と声をかけられ…

はてな生活リハビリ中

リハビリ兼ねて。オススメのサイトをご紹介。 スマイル0元:http://kon8ton.hp.infoseek.co.jp/ id:kontonさんのこの夏、およそ2ヶ月に渡る、中国西方のマジカルミステリーツアーの記録。 西チベット行きのバスに乗って標高4000〜5000m、人が住む土地とし…