平等なお付き合い

 落ち込む前に立ち寄ったお店で暇つぶしに読んだ『女性自身』の雅子さま関連記事の中の、ある部分にちょっと驚いてしまった。正確に記憶していないが大体のこんな感じの内容。皇太子の元養育係へのインタビュー。

 殿下には、学習院初等科時代から特定のご学友はいないのです。クラスメイトとも平等にお付き合いをするという両親の教育方針の元に育てられているからです。もちろん、殿下のお心には好きな子、嫌いな子はあったと思います。けれども、クラスメイトを招くときも、必ず50音順の名簿に続く並びの5人づつ呼んでいました。だから殿下には心を打ち明けられる親友と呼べる人がいないのです。

 これが本当ならば、皇室というところは文化大革命なみの壮大な実験をしていたんだな〜と。取り入ることで利益を得ようとする輩が出てくるのを警戒してのことだろうと思うけど、誰とでも完全に、数量できっちり測れるような平等なお付き合いなんて、極端。
 これも当時の時代の空気のなせるわざだったのか。私が極端だなと思うのも、時代なのかしらね。