宇都宮餃子
古代蓮の里から、宇都宮はそう離れてはいない。ついでということで宇都宮まで行き、名物の餃子を食べてみたのだが。
それほど美味しくなかった。
念のために言うが、まずいというのではない。充分、普通に美味しい。でも、雑誌やテレビなどの情報番組で宣伝されているほど特別なものには思えなかったということだ。宇都宮餃子の特徴の一つは、野菜が多いことらしいが、だったら駅前の無名中華料理屋(id:a2004:20040704)の餃子も野菜たっぷり系でかなり美味しい。
遠くの美味しいものより、近くの美味しいものでいいじゃないか、と思った次第。
もっとも値段は、中くらいのサイズ6個でだいたい250円程度。駅前の無名中華料理屋の餃子はそれより2まわり大きいのサイズで通常6個600円。*1宇都宮の餃子は、コストパフォーマンス的にはかなりいいのだけれどね。
ただ、どの店にも長蛇の列で炎天下、20分から1時間(お店によって多少待ち時間に差がある。)も待つことを考えたら、それほど安いともいえないのではないかとも思ったり。
宇都宮餃子がとびっきり美味しい!と思えるかどうかは、周辺情報や、宇都宮餃子を食べることのイベント性まで含めて美味しく消化(昇華?)できる感性があるかないかが問題で、私や夫にはそういう感性が乏しいということなのかもしれない。
*1:もっとも私は半額セール曜日以外にこの餃子を食べることはないのだけれど。