薬師池公園 2

大賀ハス

 再び、薬師池公園へ。二回目ともなると体も慣れるようです。前のようにヘロヘロにはならずにすみました。
 大賀ハス縄文時代のタネ3粒が千葉県で発見され、そのうち1粒だけが約2000年の眠りから覚めて、株分けで増えていった。だから、今見ているハスは縄文人が見ていたハスと同じ、と考えるとロマンもある。
 ハスが仏教などに取り入れられるのも、なんとなく納得。ピンク色の花びらといい、黄色の中心部といい、太陽に照らされていると、光輝いてみえます。どんなお花でも光を反射はするけれど、ハスの花は特別な輝きがあるような気がします。
 でも、ずっとハスばかりを眺めていると、次第に葉っぱの方がキレイに見えてくるのです。あの葉っぱの陰に入りたい。足場は湿地なので無理な話なんだけど、ちょっとだけ葉っぱの下に腕の伸ばしてみたら、涼しくて心地よかった。やっぱり体ごとすっぽり入り込みたい。暑さにやられてか、願望はつのるばかり。
 今日はさっさと引き上げて、時間つぶしのため2年ぶりに横浜でマンガ喫茶に入る。「ベルセルク」26巻まで読み終える。相変わらず、面白い。生きる、ただそれだけのために生きる。己だけを頼りに、神に祈ることもなく。ただ、魔法使いが出てくるようになって、ちょっとお子様向けっぽくなってしまったような気が。