Movie

 ジョニー・イングリッシュ

ミスター・ビーンことローワン・アトキンスンの作品。007のスタッフを使った贅沢なパロディ映画。何も考えず、笑いたいときにオススメ。とは言うものの面白さ加減は 「ミスター・ビーン」>>>「ジョニー・イングリッシュ」>>>>>>映画版「ミスター・…

 黒猫・白猫 

へぼ詐欺師のお父さんが、あまりのへタレっぷりに悪い方悪い方へ物事が進み、ついに全財産を巻き上げられた挙句、借金のかたにお祖父さん思いのまともな息子をマフィアの妹と結婚させなければならない羽目になるが…。 98年のユーゴのコメディ映画なのだが、…

プレイタイム 

ジャック・タチ演じる「ユロ伯父さん」シリーズの最後の作品。*1 一見パリの街中でロケしたかに見えるシーンも、ほとんどセットで撮っているらしい。DVDの映像特典による解説によるとタチヴィル(この映画のためだけの映画村)に、移動式のガラス張りの巨大…

 ポストマン

たまたまテレビをつけたら、やってたのでそのままズルズルと観ていたら、なんとまぁ、ケビン・コスナー万歳な映画なんでしょう、と。行き当たりバッタリで英雄になって、銅像も建ちましたとさ。おしまい。銅像の元になったシーンの子役は、本当の自分の息子…

 13階段           

反町隆史と言えば「ポイズン」なんである。少なくとも私の中では。かつてナンシー関先生は「この歌(と、ともに彼自身)は数年後、恥ずかしいものの代名詞となるだろう」というような言葉を残された。そうだよなあと私も思った。 ところが。「21世紀になった…

汚れた血 ASIN:B00005H3HH

なんというか、若さでしょうか。いい意味でも悪い意味でも。格好よくも、格好悪くも。主人公のアレックスが走り回ったり、踊ったり、空飛んだり、手品したり、腹話術したりとまぁ、いろんなことをするのだが、恥ずかしくて見てられないような、うらやましい…

えびボクサー

不覚にも、ちょっぴり泣いてしまいました。所詮、トンデモ映画かせいぜいお笑い映画だろうと油断し切っていたところに、ミゾオチに不意打ちを喰らってノックダウン。意外にまともな話でした。夢を抱いてがんばるって素晴らしいとか、挫折と再生など「フル・…

獅子座

アマゾンはこのところ「エリック・ロメール Collection DVD-BOX 1 (獅子座 / 六つの教訓物語) 」を激しく“おすすめ”してくる。一度も観たこともなければ、名前さえ知らない監督だ。実は私は獅子座生まれだったりするが、アマゾンのカスタマー登録に誕生日は…

ミリオンダラー・ホテル ASIN:B00005Q81H

ビデオのパッケージに使われているカットが、あまりにも魅力的で借りてしまった一本。それは物語の始まりでもありラストでもある「ミリオンダラー・ホテル」の屋上シーンだった。 100分の上映時間中、95分までは「ベルリン・天使の詩」と「パリ、テキサス」…

 猟奇的な彼女 

韓国は不思議な国だ。銀行強盗をしでかした女の顔を公開するとあまりの美人さにファンサイトまで出来て大騒ぎとか、アジア大会では北の国からの「美女軍団」をお嫁さんにしたいと追い掛け回す輩もでた。古くは「大韓航空機爆破事件」の金賢姫が美人だという…

 めぐりあう時間たち 

3人の女がいる。2人は卵を割り、1人は卵を割るメイドを眺めている。1人の女は美味しそうなかに料理を作り、1人の女は青紫色の(なんてグロテスクな!でも、それはレシピ通りの完璧な)バースデーケーキを焼き上げ、もう1人の女は料理を作るどころか、何も食…

ダスト 

地下鉄に乗っていると、たまにだが突然、百年後のことを想像してしまうことがある。百年後、今、この車両に乗っている人で、生きている人はいないだろう。一気に時が進み、ボロボロのシートや、くもの巣だらけのつり革に白骨化した人々が座ったり、つかまっ…

 プラン9・フロム・アウタースペース

「映画史上最低の…」と巷で評判なら、一度くらいは見ておこうかなと考えてしまうのが人情ではないか。そんなエド・ウッドの代表作品。さぞヒドイんだろうなと思ったら、それほどでもなかった。むしろ、既視感さえある。小さな子供のころ、テレビで見ていたア…

 カンパニーマン 

ルーシー・リューが、片桐はいりに見えて仕方がない。チャーリーズ・エンジェルの時と比べると、手足も短いような。スラリと伸びた手足もCGだったのか?主役のジェレミー・ノーザムは同じ映画の中で、顔つき、立ち振る舞いが少しずつ変わって、最後には別人…

 ぼくの伯父さん  

58年に作られたとは思えないほどの、ハイテク!で超モダンな家に住んでいるのが「ぼく」。住み心地はあまりよさそうに思えないのだが、あの魚の噴水はいい。できれば欲しいくらい。 世間からはちょっとズレた生活を営んでいる独身の伯父さんというと日本では…

フェリーニの8 1/2

よくよく考えると、全編を通して監督の愚痴を聞かされているわけなのだが、それでも観客としてはつかの間の、めくるめく夢の世界を覗いている気持ちにさせられる。でも、この映画のスタッフの人たちは、どんな気持ちで日々仕事をしていたのだろうか。愛人と…

散歩する惑星 

なんというか、久々にエンドロールを見ながら「なんじゃこりゃぁ!」と思った作品。かなり困惑。人には手放しではお勧めできないのだけれど、面白いとは思う。とりあえず私は。眠りそうなほど意味不明な展開の合間に、心に残るシーンがちりばめられているか…

過去のない男

小津安二郎の映画を何本か見たことがあるのだが、共通して抱いた感想は「なんだかシュールだなぁ」であった。古き良き、消えゆく美しい日本の姿を描いているなどとよく言われているが、今を生きる私にはそのあたりが奇異に映るのだろうか?そうではないと思…

 攻殻機動隊

少し前にテレビ東京の「ガイアの夜明け」だったと思うが、実質「攻殻機動隊」の続編になる新作「イノセンス」について、ジブリ出身の鈴木プロデューサーに焦点を当てたドキュメントをしていた。そこで少々意外だったのは鈴木プロデューサーというが、かなり…

 バンガー・シスターズ

「永遠に美しく…」で、魔法の力を借りずともピチピチレザーのボディースーツが決まっていた「アメリカの木の実ナナ」ことゴールディ・ホーン。魔女よりも恐ろしく、CGよりもスゴイもの、それは女優と思ったものだけれど、あれから更に10年。胸の谷間全開ギャ…

 アンディ・ウォーホルを撃った女 ASIN:B00005ET8I

ヒロインは、当然「アンディ・ウォーホルを撃った女」なわけだが。レズビアンで、すべての男は抹殺すべしという過激な主張を持っていて、小柄で、早口で、いつも小汚いダボダボの服を着て。でもって、顔がナイナイの岡村君にそっくり。彼女がキレて、エキセ…

 インソムニア

善人か悪人か、そのどちらかしかいない町なんてない。一人の人間にしたって、善人か悪人か、どちらかに一色に色分けするのは、なかなか難しい。 公開時の宣伝では、猟奇サスペンスモノという印象だったけれど、蓋を開けたら、まっとうな心理サスペンスであり…

2004年1月に観た映画

マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでまぬけなアメリカ白人①-③ ドニー・ダーコ ロジャー アンド ミー ギャング・オブ・ニューヨーク 地球に落ちて来た男 ピアノ・レッスン そして船は行く 鉄男 摂氏451度

ハンニバル モンティ・パイソンの人生狂想曲 三銃士 フォロウイング アモーレス・ぺロス リリィ・シュシュのすべて トゥルー・ナイト KT 青い夢の女 スパイダーマン マルホランド・ドライブ 007カジノロワイヤル タンクガール ローゼンクランツとギルデスタ…

太陽を盗んだ男 青春の殺人者 殺しの烙印 けんかえれじい 野獣の青春 ツゴイネルワイゼン 夢二 陽炎座 ドグラ・マグラ MONDAY キカ 仮面の男 王妃マルゴ カミーユ・クローデル クイズショウ π(ぱい) デンジャラス・ビューティー ハード・デイズ・ナイト 20…