ゲルマにアロマ

 先日、美容院の人に
「お客さん、肩から首にかけてヒドイ肩こり!」
と驚かれた。それまで自覚症状がなかったのだが、言われてみると確かに。目の奥がなんとなく痛かったのは肩こりのせいだった。
 何かいい方法はないかなと思っていたところ、shimamelonさんのマーマレード部naturaxという、ゲルマニウム温浴のあるお店を知った。
 ゲルマニウム温浴とは

手足を42〜43度のゲルマニウム溶液に浸し温めることによって、体内に大量の酸素をつくり出すゲルマニウムの性質を、効率よく生かした温浴法です。

ゲルマニウム溶液に手足を浸すと、皮膚呼吸によりゲルマニウムが全身に巡り、短時間で発汗が始まります。そして、体内の余分な脂肪、有害な毒素や老廃物を汗とともに体外へ運び出し血液が浄化され、体質が弱アルカリに改善されます。

このように新陳代謝を活性化させることにより、自然治癒力を誘発させ、体の各器官に活発に働きかけ機能も正常になると共に美容にも優れた効果を得ることができるのです。

 難しいことは分からぬが、よさそう。
 血行も悪けりゃ、汗も出にくい体質。ゆえにサウナに入っても、肌がパリパリに乾燥するだけで、ほとんどただの拷問状態。なのにゲルマニでは、ただ肘から先、ふくらはぎから下を溶液に漬けているだけで、うっすらと汗をかきました。これは、私にしてはかなり画期的なことです。
 しかも、お腹の無駄なお肉(悲しい現実)がついてるあたりが、中からぐわーっと熱くなる感じ。遠赤外線グリルで焼かれる魚はこんな気分なのかなと思ったり。
 多分、普通の人はもっとドーっと汗をかくのでしょう。使用前、使用後に、タニタのハイテクな体重計で重さと体脂肪率基礎代謝量などを測ってくれます。わざわざこんなことするのは
「ほら。お客さん、20分でこんなに変わるんですよ」
と、次回来店を促すトークをするためではないかと思うのです。
 ですが私の場合、温浴中に勧められて飲んだお水分の体重が増えただけでした。お店の人、無言………。
 それでも、体が内側からポカポカして、しかも帰宅後もそれが続くので、ホント、気持ちよかったです。いつも手足が冷たい、典型的冷え性なので。もっと安いところを探して、通いたいくらい。
 調子に乗って、肩のアロママッサージも。うつぶせになって、良い香りにつつまれて、若いお嬢さんにマッサージをされていると、心地いいのはもちろんなのですが、なにやら爛れた貴族の生活のような気がしないでもない…というか、このオシャレな雰囲気に慣れないためか?なんか精神的に女子失格な気が。
 やはり「肩、特に左肩がすごい硬いシコリになっちゃってますね」と指摘された。グリグリ押されるとはっきり、カタマリを感じる。自分の体のことが良く分かってなかった。反省。いい勉強になりました。これから気をつけます。