青い鳥は近くに

 歩いていける温泉へ、初めて入ることに。
 ここは以前から知ってはいたのだけれど、完全に高齢者の社交場。天気のいい夏場だと、朝の7時過ぎから持参の折りたたみ椅子を広げたおばあさん達が、10時に入り口が開くのをおしゃべりをしながら待っているようなところ。なのでちょっと入りづらいなと感じておりまして。
 それにしても、こんなに沢山のおばあさん達の裸をまとめてみたのは初めてかも。
 お元気な常連っぽい方々が、ブクブクと泡がでるコーナーを何十分と占拠してて、誰かがあがるときには、必ず目配せで別のところで待機しているお仲間を呼んで、他の客を入れないようにする手際よさ?には目を見張るものがありました。「泡コーナーは1人10分以内で交代しましょう」という貼り紙がしてあったりするのですが。
 ここ数年、いろんな中高年に接する機会を得られた結果、一概にお年寄りだからという理由だけで、温かい目を向けるということが出来なくなっています。個別対応。いい人や、頭が下がるような人は当然いますが、いまどきの若者以上になってないなーと感じる人もいます。ただそういう人に限って、立派な年寄りだと思ってるから余計に困る。
 でも肩こりは効き目があるような気がしました。ちょっと通ってみようかなと思います。4時以降の半額タイムを狙って。