マイケル・ナイマン

 J-WAVEのCMで最近、映画『英国庭園式殺人事件』のテーマ曲『羊飼いにまかせとけ』を早回しにアレンジした曲がかかります。アートだ、パフォーマンスがどうとか言っていて、何のCMなのか分かりません。
 マイケル・ナイマンの曲は、キレイで奇妙で好きです。ただし、ずーっと聴き続けていると漠然と全てがどーでもよくなって、死にたくなってくるような、少々ヤバイ音楽だなと思うことがあります。(『羊飼いにまかせとけ』は大丈夫です。)
 モーツァルトのパクリ!と言いたくなるような旋律が含まれていたり、似ているところもあるのですが、モーツァルトは健康的に精神が高揚する一方で、マイケル・ナイマンは聴いていると不思議と退廃的になっていく気がします。