映画バトン
id:kontonさんからいただいたバトンでございます。
◆所有している映画の本数&最後に買ったDVD
これだけ。
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2005/05/21
- メディア: DVD
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バトンをいただく直前に購入。今までは借り物ばかり。
中を開けてみると、黒いスポンジで埋められた空間が。なーんでこんな余分なスペースがあるんだ!と一瞬、怒りを覚えるも、よくよくBOXに巻かれた帯を見てみると、“「ピーター・グリーナウェイ+マイケル・ナイマン 短編傑作集 水の協奏曲 [DVD]」*1収納用スペースあり。”との小さな文字が。ホントにピッタリ収まりました。紀伊國屋書店の手のひらの中で踊らされてる感で打ちのめされ。それが近況。
◆最近見た映画
テレビで。
- 出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア
- 発売日: 2001/12/21
- メディア: DVD
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◆今まで観た映画で脳裏に焼付いている綺麗なシーンを3つ
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2001/07/21
- メディア: DVD
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あのラスト。どうしようもなく残酷で、グロいといえばグロい。でも、なぜか壮絶に綺麗と思った記憶が。そして胸が張り裂けそうなエンディング。とてつもなくエネルギッシュで重い話です。
なお、この映画のBGMは大層魅力的でかつ、ジャンルとしてはジプシー音楽と思われ。もしかしたらタラフ・ドゥ・ハイドゥークスに通じるものがあるかも…?
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: DVD
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レンブラント風の大きな人物群像絵の掛かった真紅のフロアを中心に、上手が純白のトイレというか化粧室、下手が緑色を基調とした厨房と、ドラマチックに色分けされた内装が美しい。そんなレストラン内を人物の動きとともにカメラがズルズルと真横にスライドして移動…という舞台を見るような映像が美しい。ヒロインのドレスはゴルチエで特徴的。あと、山のような高級食材が腐っていく様とか。
ある意味、究極のグルメ映画。(見た人は分かりますよね。あはは…笑えない)でも、あのラストは美しいと思います。潔し。立派な落とし前。
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2003/08/22
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どのシーンが美しいか…というと困るのだけれど。放射能汚染地域である、という目に見えない事実を除けば、ロシアの田舎の生活が淡々と流れるだけ。
ただ、この村の泉(村の共同管理の巨大湧き水所)からは放射能がほとんど検出されないとか。深い深い地下層を潜り抜けて涌く泉の水は、何百年も前にこの地に降り注いだ雨水だから。
老人たちの「ここを出てどこで暮らせというのだ」という腹の座った言葉に頭が下がる思い。大地に根づいた人たち。
なぜか「風の谷のナウシカ」(映画じゃなくてマンガの方)を連想してしまう実話。
アレクセイの誕生日だからご馳走を…と老父母が飼っているニワトリを一羽つぶして、丸焼きに。それを3人で小さなテーブルを囲んで、むしり分けながら食べるシーンが心に残る。
◆次にバトンを拾っていただけたらありがたいなぁと思う方々
お好きなアート、または巨大建築がらみで何かよい作品をご存知あれば教えていただきたいid:zaikabouさん。
海外生活経験から興味深い視点で映画を見ていらっしゃるなぁと思っているliyehukuさん。
もし運よく拾っていただけたとしたら。バトンのルールに関係なく、内容は好きなようにアレンジしてくださって構わないし、それもまた楽しみです。
*1:これは映画ではなく、短編映像集