秋田内陸縦貫鉄道サンタ列車/後篇

 前篇はこちら(http://d.hatena.ne.jp/a2004/20071222/p1


鷹巣にもりよし2号が到着したのは13時7分。帰りのもりよし3号出発の14時1分まで、初めての町、鷹巣をぶらぶらと散策しながら軽くお昼ごはんでも食べようかなと思っていたのだけれど…。

土曜の昼間の駅前商店街。


部分的にやっているお店の大売り出しの旗が何となく物悲しいような…。


それにしてもゴム長靴履いてる人が一人もいないぞ!と思った時点で、ああ、そんなには雪降らないから、と。
今の私の住んでるところではゴム長靴は日常アイテム。さすがに今日それは履いては来なかったけれど、フード付きダウンコートを着て歩いてるのは私だけで、皆さん(それも高齢者の方々ばかりなのだけれど)軽装。やっぱり違うな、と。



ポスターでは秋田の大人気ヒーロー、超神ネイガー
“農業がよぐなねば、幽霊怪人「空き店舗」をたおすことはできね”
と訴えているわけですが、それが空き店舗に貼られているという現実。


それでもグルグル回っているうちに、ランチの美味しそうな喫茶店も見つかりました。けれども1時間弱なんてあっという間に過ぎてしまい。産直販売店で、巻きずしを買って車内で食べることに。



甘さ控えめ、ただしもっちり感は同じぐらいたっぷりと。
何と比較してるかというと、県南の巻きずし。秋田の食べ物の特徴はとにかく甘いのです。特に今住んでいる県南地方は、激しく甘い!それと、ヌルヌルまたはもっちりとした食感。


帰りのサンタ列車もりよし3号。

熊&サンタさんが子供たちにプレゼントを配り、

大人は秋田銀行のポケットティッシュ


雪山が近付き


いくつもトンネルを越え


キラキラの電飾演出トンネルも越え


終点、角館に近づいたところで勝手に一句。

雪国や、月は東に


日は西に

東北の空は高いなぁと今日もつくづく思うのです。


16時過ぎ、定刻どおりに角館駅に到着。


お土産は車内販売で買った笑内チーズ饅頭。

笑内(おかしない)は縦貫鉄道内の駅名の一つ。アイヌ語地名のオ・カシ・ナイ(川口に・仮小屋ある・川)が元であるとかで、笑顔とは関係がないけど、今はにっこり笑ってます。美味しいです。