秋田内陸縦貫鉄道の浦島太郎みたいな話


廃線の危機に直面してるとは聞いてましたが。


百年前の悲願も、百年たったら時代がガラリと変わってしまった。急激な過疎化、少子高齢化、公共の乗り物よりも自動車の世の中へ。浦島太郎みたいな話。もっと早くに完成していたら、状況は少しは違っていたのかな。(大正11年に建設計画があがって全線開通したのは70年後の平成4年)


存続は現実問題として無理な気がするのですが、サンタ列車は結構楽しかったです。子供たち向けとだけ考えてるみたいだけれど、都会の若いカップルにも受けそう。車窓からの雪景色は都会では絶対見られない美しさですし、電飾タイムはロマンチックですし、車両後部席はディープなチューとかしても大丈夫そうな暗さです(ただし、お子様には配慮してね!)。平日は無理としても、こんな三連休は絶好のチャンスだったのに、とか。角館にはお洒落で風情のある旅館・ホテルに温泉もあります。確実にホワイトクリスマスですしね。


…というわけで廃線になる前に、来年12月こそ「サンタ列車」にチャレンジする都会の恋人たちよ、来たれ!ということで。今のうちですよ。

秋田内陸縦貫鉄道HP:http://www.akita-nairiku.com/