浜名湖花博①

 公式サイト:http://www.flora2004.or.jp/tems/pc/top/A0010.jsp

 苦手な早起きをして、行ってきた甲斐がありました。予想以上に、興味深い博覧会でした。
 何よりよかったのは、人が沢山集まっているのにも関わらず(1日4万人程度)、混雑等のストレスがほとんどないこと。浜松駅と会場を行き来するバスも、入場券売場も、会場内のお食事処も、パビリオンも、まず待たされることがありませんでした。これは、マイカー来場者用駐車場をわざと会場から離れたところに置いたこと(バスで往復)、会場がとにかく広く、売場数も食事場所も多く取っていること、更には職員及びボランティアさんたちが、とてもしっかりしていてキビキビと働いていらっしゃるからのように思われます。または、プランを立てている人が優秀なのか。
 それにしても中高年、しかも女性があまりに多かった。いや、目算で7割くらいか。シルバーマーケット、ここに在り!と言った感じ。皆さん、本当にお元気で(汗)。

●入り口から花大通りを抜けるとそこは「ほほえみの庭」

 ヨン様はいません。富士山と雲海をイメージした植物の巨大オブジェ。画像で見るとチャチですが、実物は迫力があります。

 雲海の裏側。白い○は音が一方向にしか出ないスピーカー。雲海の列ごとに別の音楽(水音、ハープ、歌声などなど)が出ているのですが、隣の列の音は聴こえてきません。ましてや、先の画像の位置からは何も聴こえない。それぞれ散策しないと分からない仕組み。音楽だけでなく配置される花の種類も違う。面白い。
●溶岩と苔で覆われた自動車オブジェ

 キレイなお花畑だけでなく、こんな前衛?なものまで。
●風水の「北」をイメージした假屋崎省吾遠州瓦のコラボレーション

 庭文化創造館内。毎月違ったテーマで複数のクリエイターたちが庭作りをするパビリオン。今月は風水の庭である。
 カリーはスゴイと思うのだけれどイベント向けアレンジには原色にペイントしたさらし枝モノを使うというパターンが定着しつつあって、今回で言うなら「南」の間は、またかという感じがしないでもない。でもこの「北」の間は、浜松ならではの「遠州瓦」とのミックス具合が新鮮。安寧、死をイメージする方位。そしてこの瓦、とてもつややかでした。
 しかし。この館全体のサブタイトル「スーパードリームガーデン」「中国4000年の神秘に学ぶハッピー・カムカム・ガーデン」…なんとも言えない恥ずかしい感じがするのはひねくれているからでしょうか。
●それはどうかと思う
 
 タマちゃん、干からびてます…。おそらく木片と思われます。
●SM竹

余計なことを考えてしまうのは汚れた大人だからでしょうか。
●率直なヤツばかりではない

 ホウライコマチの切り口。コマチタケという種類は、中が詰まっているのだそうです。「竹を割ったような性格」とは一口には言えなさそうです。
つづく。