クノール リゾッテリア ポルチーニ茸味

リゾッテリア ポルチーニ茸味

 遅まきながら、フィレンツェ土産です。

 この商品の中身と950mlの水を鍋に入れ、全体をよくかき混ぜながら、弱〜中火で15分間で、あらあらポルチーニのリゾット2人前が出来上がり!という品。

 結構、いける味です。乾燥ポルチーニ茸もちゃーんと入っております。塩辛くもくどくもなく、インスタントながらもキノコの香りとうまみが、それなりに感じられます。2人前という分量も、多すぎず少なすぎず適量。

 ただ、これだけではキノコの茶色だけで、料理としては少しばかり彩りに欠くので、刻んだパセリを出来上がりにパッと上からかけてみました。彩り面だけでなく、パセリはこの料理には合いそうです。食べる直前に、好みでエキストラバージンオリーブオイルなどを垂らすと、更に本格感がアップ。

 トマトとベランダから摘み立てのバジルでサラダを作って、一緒に朝昼兼用食としていただきました。簡単簡単。

 これは職場お土産として何人かの女子に配りまして、引越しのドサクサで正確には覚えていないのですが、大体一袋100円ちょっとぐらいで、気軽にあげられるお値段だったような。

 試した女子の方々は一様に
「外国のインスタントものって不味いのかなと恐る恐るだったけれど、美味しかった!日本でどうしてやらないのか不思議なくらい」
と好評なのだが、続けて
「やっぱり“15分”というがネックなのかしらね」

 日本でインスタントモノというと大体5分以下が相場。麺やパスタをゆでるとしても10分以下。15分はインスタント加工食品としては長く感じられる、ということです。それは私も同感。自分で一からポルチーニのリゾットを作ることを考えると随分、楽ちんではあるんですけどね。

 本当のリゾット用の生米(日本のお米より、やや丸いというか、短くて小さい)がそのまま入っているから、火が通るまでにそれなりに時間がかかるのでしょう。むしろ15分時点では食べられなくはない固さという程度。まだお米とスープに分離してる状態で、全体にドロっとした感じになるには、17〜8分くらいかかっているような。