ノーテンキな立場だからこそ

現場は色々と大変だとは思います。だからこそ、現場以外で起こっている出来事を冷静に見届けることもできるんじゃなかろうかと。
猿虎日記さん
http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20041027
http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20041026

また、田口ランディブログ 10/28に掲載された小千谷市からの生情報(10/26時点の話)http://blog.ameba.jp/randy/archives/000177.html

小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。
 そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣は、それを手伝う気配すらありません。心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、当然のようにマイクを向け、24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。
(中略)
今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、「毛布の配給ができないので、小泉さんが帰るまで待つように」という連絡が入りました。
 何のための視察なんでしょう??
 午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ、「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、いわれたそうです。いったいこの国は、どうなっているんでしょう.... 。
(中略)
マスコミはたよりになりません。マスコミへは、支援活動の妨げとなり、被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての、抗議の声をあげてください。あまりにひどい状況です。

10/26の話なので、原文には不足している物資の話も出ていますが、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000018-maip-soci
によると、取りあえず今は一段落ついたようです。紙おむつ各社もサイト上で物資を送ったと発表しています。
ただし、現場には細かなニーズがまだあるので、必ず(送る内容を)相談してからにしてほしいともあります。
というか、今、最も足りないのは届けられた物資を仕分け、配布するマン・パワーのようです。これは、難しいですね。

追記:http://d.hatena.ne.jp/a2004/20041031#p2