いらちな上海人?

注)9/18〜/23に行った上海旅行の出来事を時々メモ代わりに書いております。


いらちとは、大阪人をあらわす言葉だそうです。意味はリンク先を参考にしていただくとして、もしかしたらそのいらちな大阪人を上回る、いらちな人達ではないかと思った点をいくつか。
上海市内を移動するのに、地下鉄をよく利用した。その昔は、路線が複雑で外人には行き先が分かりにくいトロリーバス(しかも、乗るたびに怖い服務員に降りるバス停を告げて券を買わねばならぬ)しかなかったことを考えると、夢のよう。
その地下鉄のホーム(2号線人民広場駅)はこんな感じ。
参考画像①地下鉄のホーム
とにかくキレイで明るい。しかも日本の地下鉄以上に企業広告のサインが多い。
そのホームの天井から、モニターがぶら下がっております。
参考画像②地下鉄モニターA
右側にある数字は、上から次にくる地下鉄、その次に来る地下鉄の待ち時間。デジタル秒単位表示です。
けれども、次に来る地下鉄の待ち時間が1分を切るとモニター画面が切り替わり
参考画像③地下鉄モニターB
到着までのカウントダウン表示がほぼ全面に。そして、時間ピッタリにホームに入ってきました。
ところで。
参考画像②の到着時間以外の部分は企業広告、またはお上からのお知らせでして、最も、目にする機会が多かったのは「2010年上海万国博覧会」に向けて、地下鉄マナーを向上しましょう的なものでした。
エスカレーターに立つ人は右側、歩く人は左側とか(大阪と同じ)、停車したら降りる人が先で、乗る人は後からとか、お年寄りには席を譲りましょうとか。
エスカレータのルールは、当たり前のようになっているようでしたが、それ以外は全く。だから地下鉄の乗降口は戦場!です。
その代わりと言ってはなんですが、少なくも旅行者が目に付く範囲では、北京オリンピックのぺの字も見当たらず。
余談ですが、北京の地下鉄のホーム(去年撮影)はこんな感じ。
参考画像④北京の地下鉄ホーム
だだっ広いわりに、何の広告もないです。そして、デジタル時計がぶら下がってますが、時刻を表すのに下二桁(秒単位)はなくてもいいんじゃなかろうか。高速で動くし。こういうオーバースペックさが、北京らしいといえば北京らしい…。
いらちの話に再び。
参考画像⑤信号(撮影場所は蘇州)
自転車専用信号(真ん中の信号)まであるところが、さすが中国!ですが、赤い数字はやはり、次の青信号までの残り秒数。30秒を切ると表示されるようです。そんなに急いで何処へ行く?
さらに。
参考画像⑥赤信号、みんなで渡れば怖くないの図
元々、上海の車は、私にはとても運転が荒っぽく、恐ろしいものに見えます。けれども、青になるのが待ちきれない上海人民は、ある程度の数がまとまると、大きな道路でも、横断歩道を集団で渡るのが普通のようでした。
少しづつ、少しずつ、カタマリになって車の流れを上手くよけながら前進。