天然 飲むバラ

a20042004-05-15

 横浜高島屋の催事「横浜バラ展」で購入。(購入したのは13日)ブルガリアダマスクスローズ飲料。詳しい商品スペックはこちら。
 飲むと本当に、口の中から、鼻にかけてバラの香りでいっぱいになります。比喩でも冗談でもないです。サイトやパンフレットに書いてある触れ込みを信用するなら、これが100%天然のバラの花びらから抽出した香りと味わいということになる。飲料として味を整えるための、糖分やクエン酸は入っているけれども。
 ストレートで飲むには少し甘すぎる気はしますが、炭酸で割ったり、ゼリーなどお菓子の材料にしたりするなど、汎用性を考えるならこのくらいで丁度いいのかもしれません。バラの香りもやや強めなのですが、人工的ではないので、過去に日本のメーカーが発売したバラの香りがする清涼飲料商品と違って、嫌な後味感はないようです。(ただ、香りの好みは個人差があるかも。)
 500mlで640円也。決してお安い飲料ではないけれど、話の種に一度くらいなら試してみる価値はありそうな商品。ちょっと前に読んだ『アローマ』(http://d.hatena.ne.jp/a2004/20040429)という本の中には、古代エジプトギリシア〜ローマあたりの人々が、バラの香りを料理にまで使って楽しんだ記述がある。それをイメージしながらちょっと贅沢な気分で飲んでみました。
 ところで。
 「紫のバラ」って、案外沢山の種類があるものなんですね。ついつい「紫のバラの人!」「速水社長!」なんてガラスの仮面ごっこを脳内でしてしまったり。
 追記:結構、ハマるかも。このお味というか香り。チビチビ飲みながら、小さな幸せをかみ締めてます。喉を潤すとか、そういう本来の飲み物としての使い方ではなくて、完全に楽しみのための嗜好品として。