学芸大までママチャリサイクリング

 電車を使えば20分くらいで行けるところを、夫と二人で自転車で1時間半かけてサイクリング。我が家から学芸大学までの道のりはアップダウンが多いので、ギアチェンジなしのママチャリではかなり疲れる。
 「散歩の達人」に載っていた「珈琲美学」という喫茶店に入る。コーヒーゼリーが美味。上にドーンとのっているバニラアイスが大輪の白いバラのようでうっとり。
 そこで今、話題沸騰中の「週刊文春」を読む。「田中真紀子の長女の記事」はタイトル以上でも以下でもない内容だった。テレビでマスコミ関係者の熱い文春支持コメントを聞かなければ、決して読むこともなかったであろう内容。この手のネタは元々、興味がない。
 帰り際に武蔵小杉に住む友人Iをデニーズに呼び出して、お茶をする。私「『えびボクサー』観たい」とか、I氏「『イノセンス』を観たけど、あれは鈴木プロデューサーの前回の『攻殻機動隊』動員数12万人を越えたいとか、そういう物語じゃなくて、前回は単にコアなファン4万人(仮)が平均3回観ただけで、今回もその4万人(仮)が何回観るかどうかという物語」とか、夫「『エースをねらえ!』と『白い巨塔』のおかげで木曜日は興奮しっぱなしで大変だった」とか、そんなたわいもない会話。苺フェアのデザートの一つを頼んでみたが、あまりおいしくない。なんかこう、魂の抜けたようなお味。最近、一種の味覚障害かなとも思うけれど、コンビニとかファミリーレストランの食べ物がおいしく感じられない。まずい、というのともちょっと違う。お料理とエサの違いとでもいうか。
 家の近くまで戻ってくると、件のコンビニでドラマの撮影中。長谷川初範が、渋い顔をしてタバコをふかしていた。