皇太子さま…

皇太子さまの車

 障害者スポーツ大会に出席される関係で、皇太子さまが今晩、近所のホテルにお泊りになるということで、ミーハー心丸出しで到着予定時間前に沿道に出てみた。けれども勝手に好きなところに立てるわけではない。警官が「ここに立ってたら、皇太子さまの車がゆっくりとスピードを落として、中から手を振ってくださいますから」と、指定のポイントに限ることを知った。

 
 また意外なほど沿道には“制服の人”はいない。その代わり私服に緑×エンジの「機動隊」と書かれた腕章を巻いた20代っぽい若者が車道脇でキビキビと働いていた。腕章の機動隊員の私服姿は大体、地味な色のジャンパーにジーンズ、キャップ帽にリュックサックというアキバ系な感じ。ただアキバ系男子と違うのは、皆さん、顔が日焼けしてることか。


 そして見物客の列の背後には30代と思われる目つきの悪い眼光鋭い方々が、ぽつり、ぽつりと立つ。茶色のジャケットにチノパンとか、アキバ系男子たちよりもずいぶんオシャレだけれど、絶対に普通の人じゃないですね!
 
 で、肝心のご登場は、あまりにもあっけなく。右の画像は、一瞬で過ぎ去る皇太子さまの車の後部。拡大すればお顔と手(らしきもの)は一応は、見えます。

 2か月ぐらい前から、この近辺で道路工事が急に始まって、しかも中途半端な長さの不思議な工事区分だなぁと思っていたのだけれど、皇太子さまのお車通過ポイントだったのか…。


追記:
 今朝の地元紙によると、皇太子車は手前の大きな橋を渡る際にエンスト!して、厳重警備の中、別の同型車に乗り換えしたそう。来るのが予定時刻より遅いのと「ゆっくり走ってくれますから」と何度も言ってたわりに、結構なスピードで走り去ったのは、そういうことだったんだな。