かまくらプレイ
はい、注目〜!これより秋田スケバン県南連合、緊急集会を行う。
昨日、メンバーのヒロ子がこんなことを言ったね。「先輩、キャバクラの語源はかまくらっぽくないですか?だって、夜道を歩いてるオトナに若い子が『よってらっしゃーい』って声かけて中に誘って、お酒飲みながらしばらくお話した後、オトナはお金置いて出て行くし」
そういやそうだね、アンタすごい発見かもよ…、ってバカ言わせんじゃねーよ!若い子は若い子でも、かまくらは地元の小中学生、「よってらっしゃーい」じゃなくて「よったんせー(秋田弁)」、お酒じゃなくてあまえこ(甘酒)、置いていくお金は中に祭られてる水神様へのお賽銭代わり、お志だよっ!
まっとうな語源説については、ここでも見ときな。eireneさんからのタレコミだよ。
かまくらQ&A http://www.pref.akita.jp/fpd/bunka/kamakura/q&a/
…でもさ、本来の姿はどうだか知らないけど、今行われてるかまくらまつりってのは「かまくらプレイ」だね、ってアタイは思ったよ。全国、というか都会に住む高齢者*1がツアーで押し寄せて、絶対今は普段では着ない半纏とか、三角の雪避け頭巾とか、雪国コスプレでお出迎えしてくれる孫ぐらいの年頃の子どもと一緒に、“懐かしの日本”“古きよき日本”を追体験。開始は18時、終了は21時。設置されたスピーカーから蛍の光が流れて、まつりの中心スポットには何台ものお迎えの大型観光バスがサーっと横付け。大変スマートに管理されたイベントだなと。
一方、かまくらから出る際、子どもに「あの、お金…」と言われて、「えー、お金取るの!」で、渋々「じゃ、ご縁がありますようにってことで5円。じゃね〜」って、散々、甘酒とか巻き寿司とかご馳走になった後でババア、それはねーよ、子ども、完全に持ち出しじゃん!*2…と心の中だけで叫ぶ元スケバンのくせに意気地なしのアタイ。お年寄りにはやっぱ弱いんだよね。もっとも観光客は土地の人ではないわけで、水神様に対する信仰も恩義も何もないのは仕方ないのか。
って言うか、何だかこのお祭り、地元の人にとっても、外の人に向けてやるもの、観光資源って位置づけなのかなぁとも思ったのさ。カレシの職場(観光業とは関係なし)でも当日「ああ、かまくら、やってますけど何か?」って感じで地元の皆さん粛々と残業してたみたいだし。
それにかまくらまつりが15、16日に対し、16日、17日に行われたぼんでんまつり、外にはあんまり知られてないんだけど、こっちの方が断然、地元の人が活き活きしてたんだよね。
ぼんでんまつりって何って? それは、気が向いたら書くわ。じゃーねっ。