変化朝顔

変化朝顔

 東京都庭園美術館の「庭園植物記」展で、変化朝顔の展示がなされているというので、それは是非見てみたいものだと楽しみにしていた…が、色々あって、10月末。展示はされていたものの、ほとんど枯れていた。白くて弱々しいのがちらほらとのみ。残念。

 代わりに庭園美術館ニュースに出ていた7月撮影という写真を貼ってみる。

 昨年行った浜名湖花博の園芸文化館で初めて知って、大変興味が沸いた。花博では、江戸時代の植物画と、現在の愛好家の手による栽培種の写真のみの展示。メンデルの法則など知らずとも、これほど様々なバリエーションを生み出せるものかと呆れるやら驚くやら。恐るべき熱意…別名オタク魂。

 一番近いところでは明治中期〜昭和初期(1880〜1930年代)に大流行したらしい。それが戦争でほとんど失われ、残った品種も数少ない愛好家の方の手元で細々と栽培されるのみとか。

 *庭園美術館に展示されていた変化朝顔のステキな画像を掲載されているサイト
 「はなだより」9/24:http://blog.hanakoyomi.sunnyday.jp/?eid=322680