愛知万博見聞備忘録②

夜のスペイン館

●個人的に建築物として外から見てキレイだなと思ったパビリオン:スペイン館
 画像で主に写っているのは、赤や黄色の不ぞろいな輪っかのようなパーツを組み合わせた外壁。輪っかの穴から中の建物が透けて見え、家の外からパティオを覗いたような状況を思わせる作りだったりするのだけれど…現実には長蛇の人の列が見える。入り口までの誘導スペースにもなってたから。
 昼もキレイだったけれど、外壁が夜のライトに照らされるとツヤツヤに光って浮き上がってくるようだった。

●テロ対策破り?:コンビニおにぎりを持ち込むワザ
 入場ゲートで空港並みの持ち物検査がありましたよ。確かに。開けたバッグの中に手を突っ込んでたし。軽くなぜるようにだったけど。そのお陰もあって開場時間後なのに、入場するのに1時間以上待っていたような記憶が。こんなに日本人(かなりの高齢者、および飛び交う言語(方言)から推測するにジモティばっか。)ばかりなのに、どこにテロリストが???

 そんな中、我が両親はアルミホイルで表を包んだだけのコンビニおにぎりを難なく通しておりました。こーすりゃ分かんないでしょって、あああ。老人力

 確かに会場内にはコンビニが何軒かあって、おにぎりも売っているので、中であの独特の包装を開けても、全く違和感がない。

 それとペットボトル飲料の持ち込みは禁止だけど、ヴィダーインゼリーみたいなアルミパック入りは何故かOK。なので凍らせたその手の飲料を大量に持ち込んで、会場内で飲み物買うのに並ぶという時間のロスを減らせました。

 レストランにしろ、テイクアウトにしろ、コンビニにしろ、自動販売機にしろ、どこも並ぶ並ぶ。

 この辺の、恐るべき地元高齢者リピーターの知恵というか、パワーについては、色々あって。もー、ホントに驚いたというか、今回、どのパビリオンのネタよりも興味深かった出来事。後に少しずつ。

●入場待ちをしている間に目にしたもの:雑誌の表紙のコピー
 関西方面から来たと思しき女性グループの手にあった万博特集記事のコピーが
「面白いのは企業館だけじゃない!各国館詳細ガイド付き」
とあって。

 “万国”博覧会じゃないのか?