のび太のロボット裁判

 昔、TVで観たものなので、原作にあるのかどうかは分かりませんが。

 ある日突然、動かなくなったドラえもん。未来の世界へ修理に出すと、ロボットの人権(?)の高い未来社会では、のび太の使い方が悪いということで裁判に。

 ドラえもんに頼り切って、甘えまくって、何でも解決してもらおうとするのび太の過去の行為が次々と告発されて、のび太に有罪判決(刑は永遠にドラえもんに会えなくなること。)が下るが。

 泣いてのび太ドラえもんに謝ると、ドラえもん、突然動き出して、のび太をけっして恨んでいないと証言。

 二人は固い友情で結ばれた間柄なのだ、引き離してはならぬということで逆転無罪。ええー!

 死ぬほどこき使われても、恨み言一つ言わないドラえもんって何を象徴してるんでしょうかと思ったり。

 というか、倒れるまでのび太の世話を焼くドラえもんも、倒れるまで(正確には、裁判で糾弾されるまで)自分のしてることに気がつかないのび太も、どっちもどーかしてる。

 それは友情というより病的なカオリがしませんかね。それが感動話になっちゃうところもどーかしてると思う私はどーかしちゃってる?