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主夫の花道

主夫の花道

 作者インタビューが載っていました。本の内容は、30歳で一念発起をして会社を辞め、主夫と子育てをしながら3年間、鍼灸師の夜間専門学校に通い、晴れて鍼灸師となられた男性の実録マンガと言うのでしょうか。

 働き手が一人しかいないと、こういう形での男性のキャリアの見直しって難しいと思うのですが、共働きの奥さんだったことと、この作者自身、家事や育児に専念することに本当に抵抗がない方だったのがよかったんだろうなぁと。

 私自身、会社員だったころ「もし、オットが真剣に会社を辞めて別の道を探したいと考えた時、家計のことは大丈夫だからと言えるようでありたい」と思ってました。男も女も、何かに必要以上に縛られるのではなく、自由が一番だと思うからです。今は、そんなこと言えるような稼ぎはなくなってしまいましたが。はは。

 実際、主夫の生活は「公園デビュー」一つとっても違う意味で大変なようですが、数々の試練(?)を飄々とクリアしながら、自分たちに合った生活を実行されているのが伝わって、好感を持ちました。