シルヴィ・ギエムの最後のボレロを逃す

 プレオーダーで抽選に漏れたので、一般予約のこの日の10時からPCに張り付いてがんばってみたものの、11時に「完売しました」の画面が現れてジ・エンド。

 悔しいのでプログラムサイトを貼ってみる。http://eee.eplus.co.jp/s/bolero/

 ギエムを知ったのは、『昴』連載直後ぐらいの曽田正人のインタビューで。なぜ、今回バレエをテーマに選んだのか。ギエムがインタビューの中で
「才能のない人が一所懸命努力しているのを見るのはつらい」
みたいなことを言っていて
「なんて偉そうなことを言うんだろう」
と思ったのがキッカケだったと言うようなことを語っていた。

 それ以来、私も彼女を生で一度見てみたいと思っていたのでした。バイアスがかかるといけない、直に彼女のダンスを見るまでは…と敢えてDVD等も見てきませんでしたが、色々と運に見放されている模様。

 これからはDVD購入を検討しようかと。あああああ。

 …で、その『昴』ですが、気になってマンガ喫茶で単行本11巻を読み直し。連載時の記憶では、確か昴ちゃんのボレロの評判を聞いて、プリシラ・ロバーツは一人になったとき、鬼のように恐ろしい形相(まさかと思っていたけれど、女王であるこの私と同等レベルなのか!みたいな感じ)だったんじゃないかなと思うのですが、単行本では「やるわね、あの娘」みたいにニッコリ笑ってる。

 それに確かにこれが一つの区切りかな、と思えなくもない穏やかなまとめでした。自信はないけれど、連載時はFBIが来たところまでで唐突に終わってたんじゃなかったか…。やっぱり連載再開する気はないのかな…。