タイムスリップではなかった

 家の中でグダグダしていてもツマランということで、長距離散歩。炎天下の住宅街をひたすら目的の地を目指して歩く。

 「光化学スモッグが発生しております。住民の方は外出を控えますよう…」

 中島義道センセイの敵、防災放送(!)によるこんなメッセージが響いた。一瞬、ここはどこ??21世紀のさいたま新都心近く。

 光化学スモッグって私の頭の中では勝手に、高度成長期の都市の遺物と思い込んでいたのですが、現在でも普通にあることなんですね。認識不足。帰ってからネットでちょっと検索しただけで、出てくる、出てくる。うーむ。

 光化学スモッグの猛威:http://allabout.co.jp/house/bosai/closeup/CU20010802A/index.htm

 本当に小さな子供のころ、世の中がこれで大騒ぎしていたなぁという記憶があります。田舎に住んでいたので、遠くはなれた都会の話としてですが。いつの間に、誰も問題にしないというか、公害に慣れっこというか、受け入れちゃってるんですか?