オイシックス木次牛乳を飲んで、美味しい!と思った方へ
この本をおススメいたします。*1
- 作者: 平沢正夫
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1997/05/01
- メディア: 単行本
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この本の半分以上は、日本でグローバルスタンダードレベルの低温殺菌牛乳の製造を目指した藤江才介という方の一人“プロジェクトX”物語。戦前から話はスタートします。
私自身、よくあれこれと自分勝手に食べ物のことを言ってますが、正直言って、美味しい、まずいの話は極めて個人的なことであるので、人それぞれだと思っております。絶対的な基準はないと。
なので低温殺菌乳や、木次の牛乳を「美味しい」というのも、絶対的ではないです。人によっては、さらっとしすぎてコクがない、と思うこともあるでしょう。*2なのでこの「なぜまずいのか?」というタイトルは、どーかなとは思うのですが。
いや、美味いまずいの問題じゃなくて、そもそも日本の生乳の質が現在にいたるまで、世界的にみても最低レベルに近いということが言いたいわけでしょう。
美味しい低温殺菌牛乳を作るには、生乳に含まれる細菌数を極力抑えなければできない。つまりパスチャリゼーションに切り替えるためには、加工場だけではなく、生産者側から供給される生乳そのものが変わらないと難しいという背景があるようです。
個人的に妄想するに、戦後の貧しい時期には、大量に安価に届ける、(つまり、衛生面や乳牛の健康面よりも効率よく乳絞り優先の飼育方法と、それに帳尻を合わせるがごとくの超高温殺菌。)にそれなりの意味はあったとは思いますが*3、いまや原料乳は時としてダブつくことすらある時代。質の向上へ全体がもっとシフトしてもいいかなとは思うのです。というか、世界中で日本だけみたいですね、こんな殺菌方法(J-UHT)は。
届いてすぐ、少しだけそのまま飲みました。私個人としては、この牛乳、美味しかったです。東毛牛乳(藤江氏の興した会社の牛乳)、生活クラブのパスチャライズド牛乳、と同じくらい。
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つい、貼るのを忘れそうになってしまう。