独断で決める上海で流行っている料理

注)9/18〜/23に行った上海旅行の出来事を時々メモ代わりに書いております。


ガイドブックや雑誌等のメディアによると、上海で流行っている料理といえば「火鍋」らしい。確かに、火鍋レストランは多かった。間違いなく。
しかし。もっと普段着感覚でフツーに流行っているのはコレではないかと思うのです。
参考画像①
参考画像②

屋台のようなお店ばかりで、看板なんぞは見当たらず。だから、正式になんという料理名なのか断言はできないのですが、重慶料理の麻辣燙(マーラータン)ではなかろうかと思われます。
ただ、システムがちょっと変わっておりまして。
具が刺さった長めの串が並んでいます。具の種類はどのお店も豊富。魚のすり身のようなもの、肉、青梗菜等の野菜類、キノコ類等々。百円ショップにあるようなカラフルなバスケットに好きな串を入れて、お会計の列に並ぶ。清算の仕方はお店によって様々で、なんでも16串4元というようなところもあれば、野菜類は1串0.3元、肉類は0.5元というところもある。
清算が済むと、お店の人が蒸気が立ち上る大鍋の中に串を放りこんで、さっと茹でてくれる。串を大鍋から引き上げると、具だけを発砲スチロール製のドンブリに入れ(オプションで麺を入れたい人はここで麺をオーダー)、真っ赤でいかにも辛そうなスープ(味のベースは唐辛子、花椒、生姜など)を上からかけて出来上がり。
観光スポットではないエリアをフラフラ歩いていると、この手の小さなお店というか屋台を本当によく見かけました。辛そうだけれど美味しそうなニオイ。しかも、どこも結構、お客が入っている。
滞在中に是非とも、一度はチャレンジしたいと思いつつ、オットが辛いものが苦手な体質*1ということもあって、初日からずーっと葛藤がありました。
そんなオットも食い意地に負けて、最終日にお店に入ろうとしたのですが…結局、ありつけませんでした。
何故か?
それは次回。

ところで。
発砲スチロール製のドンブリにはビニール袋がかけてあるケースが多く、客が食べ終わると、お店の人は使用済みビニール袋を外して、真新しいビニール袋をかける。つまり、ドンブリを洗わないで再利用するシステムを導入している模様。
参考画像③ビニール袋がけ容器
普通のお皿に同じことをして、つまり洗わないでも回転していけるシステムは、他の国でも見たことはあります。けれども、日本ではそれ自体が使い捨て専用容器と捉えられている発砲スチロールの容器でそれをしているとは、地球にやさしい!?
正直、初めて見たときには驚きましたが、何度も見ていると、ある意味、合理的な気がしてこないでもないような…。
またテイクアウトにする場合、ビニールの端をキュッと結んでくれるようです。蓋を用意する必要もなし。

勝手に続く。

*1:ソウルで食べている途中、なぜか突然、心臓バクバク、呼吸困難に陥って以来、唐辛子に対する恐怖心が芽生えたらしい。味が嫌いというわけではないそうですが。