おもろうてやがて哀しき『NIKITA』

あまりに面白かったので、今日は『LEON』をパラパラと立ち読み。
早速「(レオンのパートナーである)ニキータとのドライブには…」などなど、文章のあちこちで使ってます。で、そんな記事のグラビアにはちょい不良なオヤジとともに『NIKITA』に出ているのと同じモデルが。
でも、何かが違う。
お召しものが相対的に露出控えめというか、シックというか、コサージュなどつけてお嬢っぽいというか。すけすけオーガンジーのブラウスにヌーブラ一丁なんて有り得ない雰囲気。
メークも何割か薄め。そして、薄めのメークをしたモデル嬢の顔は、なーんだ、20代(コムスメ)じゃないですか。
『LEON』って結局、コムスメにモテたいオヤジの雑誌だったってこと?
モテファッションで武装して、お金持ち艶男をゲットしてシアワセになるはずの二キータよ、何処へ。『LEON』のグラビアには、ニキータが目指すらしい貫禄美女、イタリアンマダームも、キャサリーン・セダ・ジョーンズ系もいなかった。
実は30、40になってもSEXYファッションでいることには、大賛成なのです。自分には無理ですが、似合う人はドンドンやればいい。
けれどもニッポン男児にはそういう女性の受け皿がないってことですかね。似たような男性誌に『BRIO』がありますが、あれの表紙の女性が、清楚な雰囲気の20代女優ばかりなのは、30代後半の美しく貞淑な妻と子供あり、家庭も仕事も成功しているBIRIO世代の次の野望?ほのかな不倫願望をくすぐっていると、編集長が何かのインタビューで答えていたっけ。
まぁ『NIKITA』に限って言うならば、SEXY云々だけの問題でもなさそうです。すけすけブラウスにヌーブラ一丁はさすがにどうかと。

追記:
よくよく見たら『NIKITA』のグラビアの艶男も、『LEON』モデル(30〜50代?)の中でも、極めて若いモデル限定。艶女もコアLEON艶男よりも、せいぜい自分と同世代くらいがいいってことなのかしら。お互いに思惑がズレてるな〜〜。