『NIKITA』 面白すぎ
この秋、女性誌の創刊が相次いでおります。我が職場では、一通り購入し、資料として継続購入するかどうか選別する作業をしております。
で、本日は28日に創刊ホヤホヤの『NIKITA（ニキータ）』を皆で読んでみたのですが、これが面白すぎるのなんの。話題沸騰でした。
『NIKITA』とは、30代の年収800万以上のキャリア女性または月30万以上を自由に使える自営業の奥様をターゲットとする高級ブランド志向のファッション雑誌らしいのですが、文章がとにかくすごい。例えば
艶女（アデージョ）＝NIKITA読者のこと
艶男（アデオス）＝NIKITA読者がお色気を駆使してゲットすべきらしい男性≒同じ出版社発行の先行男性誌『LEON』読者像＝年収1000万以上の30代以上の男性
ジミータ＝地味女
ダメージョ＝ダメ女
乳間（にゅうかん）ネックレス＝胸の谷間にすべり落ちそうなほどチェーンの長いネックレス
天ぷらリップ＝全体に満遍なくリップグロスで塗ってしまってツヤツヤになりすぎたくちびる
などなど、オリジナルな言葉づかい、そして！や、ハートマークがそこらじゅうで炸裂。
創刊号のテーマは「コムスメに勝つ！」。あなたに必要なのは若さではなくテクニック！ということで、そのテクニック情報が満載。ですが、ページ毎にコムスメ、コムスメと、とにかくコムスメへの敵愾心がメラメラ立ちのぼっていて、あたかもアデオスを巡る仁義なき世代間抗争が勃発しているかの如く。
そのテクニックの一つ。
アデオスからゴージャスな食事をご馳走になった場合、お会計の時にはお礼を言わず、翌日、速攻でプチ・プレ（＝プチ・プレゼント）を送る。プチ・プレの中身はエルメスのトランクス。いくらエルメスとはいえ下着は下着。大したこと無かろうと、男性は受け取る。そのお礼にと、男性が一応、値段を確認するためにエルメスショップに向かった時、初めてそのトランクスがぬわんと￥48,300也！あることを知り、あなたの本気度が相手に伝わる…って、どうですか男性の皆様！？これでコムスメに勝てそうですか？
