ソウル見聞録①

●羽田から飛び立った日本人を真っ先に金浦空港で迎えてくれるのはヨン様

 彼は今年からロッテ免税店専属イメージモデルになったこともあり、この後も行く先々でいろんな彼に出会うことに。(私はファンでもなんでもないんだけど)
 そこで気がついたのは、ヨン様は決してカメラ目線をしないということ。これは他の韓国タレントにはない、彼だけの特徴だ。メガネをかけない素の彼の目は実はとても邪悪(!)で、だからメガネをかけてソフトイメージに転じたのは正解だったというようなとコメントしている韓国の映画監督のインタビューがあったが、これもまた彼の戦略なのか?
 ホテルまでの送迎に付き合ってくれた韓国人ガイドさんからの質問「なぜ、ペー様じゃなくてヨン様なんですか?真ん中の文字で呼ぶのはおかしくありませんか」
 単に日本では「ペ」とか「ペー」という音の響きが間抜けな、ヘンな感じがするというだけのことだとは思うのだけれど、ここは体面を重んじるお国。「ぺ」姓の人を全否定されたと誤って受け取らてしまってもと、とっさに考えたのが次の回答。
「…日本ではペーと言えば林家ペーというお笑い芸人が有名で、それとハンサムなペ・ヨンジュンがごっちゃになるのはいかがなものかってことで自然にそうなったんじゃないかな…」うーん、考えすぎたか。
 ちなみにガイドさんによると、韓国では日本のヨン様ブームに関して、丸3日間自分に付き合ってくれたら全財産を譲ってもいいという女医さんが現れたという記事があったとか。また彼女は最近、観光ではなくヨン様ファンクラブに入会するためだけに単身ソウルにやってきたという中年女性をファンクラブ事務局まで案内したそうで。日本からは申込みできず、直接、事務局に行って手続きをしないとダメなシステムらしい。
 
新羅免税店の従業員の出入りチェックは指紋センサー

 ちょっとビックリ。ハイテクというか、従業員管理に大げさなというか。いやいや、免税店とは偽りの姿でここはKCIAの重要な拠点なのか(妄想)。

●ソウルの若い女の子はスルメ好き

 写真は夜11時ごろの東大門。焼きスルメを売っている屋台に若い女の子が群がって我も我もと買っているところ。紙コップに入ったスルメを手に持ってクチャクチャしながら街を歩いている女の子は多い。また同じく東大門では、試食というわけでもなく、裂いたスルメを一本ずつタダで配っているオジサンもいました。土日の竹下通りなみに混んでいる中、女の子たちはスイスイとオジサンの手からスルメを取っていくのです。不思議な光景でした。