「すぐわかる 日本の絵画」(東京美術)

早速、ミュージアムギャラリーでを購入し、帰りの地下鉄で読んでみた。歴史の流れとリンクした解説で面白いし、分かりやすい。仏と神が一緒に描かれている意味とか、肖像画を描く人(貴族や僧出身)と描かれる人(武士)は、元々は描く人の方が身分が高かったので、遠慮なくリアルに描かれていたけれど、信長以降は立場が逆転し、権威を保つプロパガンダ的な役目を負うことになったとか。琳派は家系や師弟関係でなく私淑でつながってるとか。全ページカラーの薄い本であるが、こういうのからスタートするのが一番か。