2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

萌え萌えルネッサンス

ベルリンの至宝展にあった、ボッティチェリの「ヴィーナス」。漆黒の背景から浮き上がった美の女神。打ちっぱなしのコンクリートを思わせるような床にたたずんでいる。ものすごくシンプルな構図。昔の作品なのに、不思議とモダンでシュールな感じさえする。 …

世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展/東京国立博物館

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ポスターは、ラファエロやら、ボッティチェリのミロのビーナスを全面に打ち出しているが、予想以上に、エジプトやら、メソポタミアやら、ギリシア・ローマに、イスラム文化、つまり非ヨーロッパものの展示スペースが多かった。ヨーロッパなんて、最後の3ブー…

プリミティブ

上野公園には、常に誰かしら大道芸人さんがおりまして、この日、通りかかったのは、最後の演奏に入る前の口上のとき。 このお方は、世界中を自転車で渡り歩きながら、写真を撮ったり、文章を書いたり(雑誌に寄稿している)、オリジナル曲を作りつつ、自作の…

奉納神楽に遭遇

右上の画像。たまたま、上野公園内の神社で。毎年、この時期にやってるんだそうです。

資料は繋ぐ-名作と下絵・連作/東京芸大付属美術館

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id:eyckさんのpaint/noteの5/24の記事で、興味を覚えて覗いてみた。いつも丁寧な解説で勉強になります。 高村光雲の狸(ちいさな彫刻)。かわいかったですね〜〜〜。まさに飾り棚用。今風に言えばコレクター向けアイテムになれそう。 狩野芳崖「悲母観音」の…

あれは何だったか

朝7時前後に、ワン切りが4回と無言電話が立て続けに3回。最初は、早朝だけにイタズラかどうか半信半疑。何か訴えたいのだけれど、声に出せない状態なのだろうか、と受話器をとっていたが、歩きながらの通話のようで、聞こえてくる雑音が少しづつ変わっていた…

今日のWEB料理

そら豆の卵とじ:http://woman.excite.co.jp/kondate/regulars/229/030310_2.dcg やさしいお味。 それにしても、そら豆ってサヤつきで売っているときには「すごい量!」と思うが、食べる部分は本当に少ない。剥いたサヤと薄皮と、豆を比べるとちょっとがっく…

複色系

クリーム色の方がロマンティックキュリオーサ、オレンジ色の方がチェリーブランディ。 画像では分かりにくいかもしれないが、ロマンテックキュリオーサも花びらの外側が少しオレンジ色。こういうのを複色系バラ(表弁と裏弁の色が異なる品種)と言うらしい。…

エンゼルトランペット1号

咲きました。今年も恐怖のトランペットが吹き荒れるか?

第7回国際バラとガーデニングショウ/インボイスSEIBUドーム

車で西所沢まで来たところ、なぜかひどい渋滞。気がつくと「SEIBUドームの駐車場は満車です」との看板が道端に立っていた。 そんなに人気があるイベントだったとは。西所沢駅前に車を止めて、2駅先の西武球場前まで西武線に乗った。 いやはや、観客席からす…

悲しき埼玉

NACK5(FM埼玉)で、服部幸應センセイがパーソナリティを勤めている番組を偶然、視聴。以下、うろ覚えのトーク。 相方:「今日はお天気がいいですね〜」 服部センセイ:「こんな日はお弁当を持って、多摩川にでもピクニックに出かけたいですね」 センセイ、…

昔の写真仲間の一人が、OLを辞め、専門学校を経て写真家に。その専門学校時代の仲間と開いたグループ展を見に行った。がんばってるなぁとホレボレする。

ベルギー象徴派展/Bunkamura ザ・ミュージアム

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19世紀末の新興国ベルギーに起こった潮流。パンフレットに書いてあるキーワードを羅列すると メジャーではない、排斥されたもの。青空の下の観察よりは、部屋に篭っての夢想。逃避的で幻想的な世界。その背景には、(人類がはじめて経験する産業化のなかで進…

柳宗悦の民藝と巨匠たち/埼玉県立近代美術館

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子供向けリーフレット*1の「民藝ってな〜に?」のキーワードの項を要約すると 実用:使うことを目的に作られたもので、使いやすさがある。 複数:ふだん使うものとして、共同作業でたくさん作られ、値段の安いことも大切。 無名:特別な作家の作品ではなく、…

カビが生えるのも本物の証なのか?

フィレンツェ土産の修道院ブランドのブルーベリージャムを開けると、白カビが。開封後は、即、食べきった方がよさそう。

クロニクル・ラブ

与野公園まで自転車で遠出。今週末にバラ祭りがあるらしい。品種によって全く異なるが、バラ園の開花率は平均すると半分ぐらいか。平日でも既に結構な人が訪れている。介護士に付き添われた老人や、障害者の人もいる。 最寄り駅である与野本町駅前にも、広範…

ラジウムなしでは生きられないの

どーにもこーにも、肩こりと目の疲れが酷いのでこちらへ行く。 南埼玉ラドンセンター:http://www.citydo.com/you/kanto/fh130437.html おかげさまで、随分、すっきりいたしました。 思うに半年ほど前、こちら(http://www.tsunashima.com/shops/tokyoen/)…

写真美術館・思い出し

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ちょっと前に、とある写真ギャラリーのオーナーさんから聞いた話。 写真美術館は、都の不採算事業の一つとして都知事からも名指しで指名されている(いた?ちょっと前の話なので、厳密に言うと今はどうだろうか???)ところ。素人目にも、施設の立派さの割…

写真はものの見方を どのように変えてきたか 第1部 [誕生] /東京都写真美術館

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こっちはゴッホ展とは違って相変わらず空いてるので、じっくり見る事ができました(笑)。 私は元々ハード的話は苦手なので、古典プリント技法の解説は、さっぱり分からないままだったりするのですが、それでも本でしか読んだことのないタゲレオタイプ(世界…

みんな、そんなにゴッホが好きだなんて知らなかったよ

国立近代美術館のいいところは、いつ行っても空いてることだったのに、すごい人だかり。平日、しかも、普段はやっていない木曜夜間営業を狙っていったのに。 おかげで黒い頭と頭の隙間から、作品の照射する「電波」を浴びておりました。

戦後日本画の新風−横山操と中村正義/東京国立近代美術館

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常設フロア内の小さな企画コーナー。初めて見る作品でしたが、とてもよかった。横山操は、まるで巨大な木炭で書きなぐったような、骨太の力強い、直線的なタッチ。「塔」(焼け落ちたお寺の絵)も、「ウォール街」も、それぞれ異質な風景のはずなのに、等し…

ゴッホ展/東京国立近代美術館

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その昔、オルセー美術館で体験したゴッホ部屋は、正直、私にとってはかなり恐ろしい空間に思えた。それは例えて言うなら 「ヤバイ、ヤバイ。何だか分からないけれど、かなりヤバイ電波がこの空間いっぱいに漂ってる〜〜目に見えないけれど」 そんな感じ。 こ…

対のような

西新井大師([http://www.nishiaraidaishi.or.jp/jp/ohana/index.html)に行く。情報誌によると、5月上旬まで牡丹と藤が鑑賞できるということだったが、既に完全に終わっていた。芍薬が7分咲きくらい。平日のせいもあって、猫とお年寄りが目につく静かなとこ…

失われた10年以上の何か

「a2004ちゃん、私…」 受話器からこぼれた第一声だけで、誰だか分かる。Mちゃん。何年も声は聞いていなくても、分かってしまう。負のオーラで。 転居ハガキを出して、彼女からも久々のメールが届いていた。そのメールに主に書かれていたのは、会いたいとい…

少子化の一方で

3年ほど前にご結婚された知り合いのご夫婦に、初めてのお子さん(男の子)が生まれた。 夫、62歳。妻、50歳。 全くの自然分娩。予定日より随分、遅れたけれども、安産だったそう。おめでとうございます。

異教徒による邪道観光

サンタ・マリア・ノッヴェラ教会だけでも見所十分ですが、時間がある人には付属のサンタ・マリア・ノッヴェラ教会美術館にも立ち寄ることをおススメ。 美術館と言っても、今は使われていない修道院をそのまま保存しているといった風情。教会が世界の観光客で…

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局のフルーツコンポート/ブルーベリー

最近、これをトーストに塗っております。フィレンツェ土産。 店員さんは、これはフルーツコンポートであると言った。とはいえ、果物の原型はとどめておらず、食べた感じは限りなくジャムと言ったところ。いわゆる仏語でいうところのコンフィチュールではなか…

ラベンダーは青いが

近所のマンションの植え込み。鉢植えと違って、さすが路地モノは勢いが違う。 ホームセンターで、いろんなサイズ・色・形のトマト苗を見て以来、育ててみようかと思ったが、数日おいただけの二度足目には、ほとんど売り切れ状態。いわゆる、桃太郎とかファー…

鶴の一人相撲

id:chimadcさんの「つるの恩返し」話の呼びかけに応えて。他の皆さんのお話と私の記憶もほぼ変わらず。 ただ、助けられから何日か後の、雪の降る夜に 「一晩泊めてください」 とかなんとか言って男の前に現れる、というのが私の(かなりいい加減な脳味噌によ…

転居通知の反響と、その後

ハガキでリアル知人に転居のお知らせを出したところ、結構な数のメールでのお返事が来た。転居ハガキはインパクトがあるのか。 中には、ここのURLを直接知らせていないはずの人から、実は時々見てますという衝撃の(!)告白もあった。たどり着いた経緯は想…