2005-05-12から1日間の記事一覧
国立近代美術館のいいところは、いつ行っても空いてることだったのに、すごい人だかり。平日、しかも、普段はやっていない木曜夜間営業を狙っていったのに。 おかげで黒い頭と頭の隙間から、作品の照射する「電波」を浴びておりました。
常設フロア内の小さな企画コーナー。初めて見る作品でしたが、とてもよかった。横山操は、まるで巨大な木炭で書きなぐったような、骨太の力強い、直線的なタッチ。「塔」(焼け落ちたお寺の絵)も、「ウォール街」も、それぞれ異質な風景のはずなのに、等し…
その昔、オルセー美術館で体験したゴッホ部屋は、正直、私にとってはかなり恐ろしい空間に思えた。それは例えて言うなら 「ヤバイ、ヤバイ。何だか分からないけれど、かなりヤバイ電波がこの空間いっぱいに漂ってる〜〜目に見えないけれど」 そんな感じ。 こ…