2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「電車男」に見るマーケティングの落とし穴(?)

今話題の「電車男」を完読しました。 電車男:http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html よく出来たお話です。ネタ説も一部あるようですが、そんなことはどうでもいいです。ヘタな恋愛小説よりもはるかに面白い。(ただ、妙に早とち…

 ロスト・イン・ラ・マンチャ

♪よーく考えよ〜、お金は大事だよ〜♪矢田亜希子の歌うアフラックのCMソングがなぜか頭に浮かぶ映画。 テリー・ギリアムが予算50億円で映画「ドン・キホーテ」をクランク・インしたものの、たった6日で頓挫。そのスタートから完全に頓挫するまでのDVD特典映像…

ソウルで買ったホットケーキの素みたいな感じの袋入りチジミの素で、ニラ豚干しえびチジミ作ってを夕食に。これもまたお土産のインスタントの牛テールスープ(フリーズドライの具と粉末スープの組み合わせ)と、ねぎのキムチでなんとなく全体に韓国風にまと…

神代植物公園散策

バラが見ごろでした。その中で印象に残ったものたち。 通り過ぎる人たちが口々に「まるで少女漫画に出てくるバラみたい」と言っていたバラ。 確かに。昔の少女漫画でヒロインが背負っていたのってこんな感じに微妙に淡い色で花びらの色も均一でなく、グラデ…

ゆうばえ&信濃の春

芍薬をおととい買いました。向かって左が「ゆうばえ」右が「信濃の春」という名前です。買ったときは小さなつぼみで翌朝もそのままだったのですが、夜になって帰宅すると10倍(それ以上?)の大きさなって咲いてビックリ。ものすごい存在感です。叶姉妹にも…

奈良原一高 時空の鏡:シンクロニシティ展/東京都写真美術館

Art

昨年、PGIというフォトギャラリーでこの方の個展を見る機会がありました。何の予備知識もなくそのコンピュータを駆使した作品群を見て、不遜にも「ありがちでつまらない」と思い、それっきり忘れていました。 昨日、写真美術館に行って初めてその「つまらな…

-明日のために-日本のドキュメンタリー写真家/東京都写真美術館

Art

1960年代から今日まで、現在も活躍中の14人のドキュメンタリー写真家の展示。 隣り合わせにアフガニスタンという同じテーマで、かつカラーの展示がありました。ほとんどの展示がモノクロなのでこのコーナーはタダでさえ目立つ反面、一つの展示のようにも見え…

父の日…そして母の日

そもそもは、義父に何を贈るか?が始まりだった。 今年ははてなダイアリーユーザーの皆様のダイアリーを参考にしてみようと試みたところ「父の日」の登録自体がありませんでした。 乗りかかった船ということで、父の日の起源を調べてキーワードを作成。とこ…

 にんにくスープ(『モネの食卓』ISBN:4820398849)

実際に作ってみました。 スペインのにんにくスープは有名だけれど、おフランスの場合*1は にんにくを炒めて香りを出すのではなく、水から煮込んでピューレ状にし、にんにく湯にする。 オリーブオイルではなくバター。 バゲットではなく、バターでカリカリに…

アギーレ・神の怒り

ドイツ映画なんだけれども、エルドラドを求めてアマゾンの奥地までやってきたピサロ率いるスペイン調査隊の話。アギーレは、その斥候隊の副官。 いかだで川を下っていくシーンが半分以上をしめるのですが、誰もが『地獄の黙示録』を連想すると思います*1。自…

マイケル・ムーア「華氏911」の見どころ

暗いニュースリンクより:http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/05/911.html 英ミラー紙2004/05/20の記事から「ブッシュがムーア作品を禁止したい10の理由」が要約されております。前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」をはるかに上…

革新和菓子の店

都内某所。私の職場の近くにあります。 お店にはおじさんの主張をアピールする赤と黒の手書き文字のハリガミが至るところにベタベタとはり出されております。毎日はりかえているようです。これはお店の前の看板。 何やら今日は憤死したくなるくらい頭に血が…

HERO‐英雄‐

【注意】ネタバレあり この作品「アクション映画」でも「史劇」にもあらず。中国ならではの「武侠映画」と強く心得て観るべし。 「武侠」の「武」は「武術」であることに異論はないでしょう。「武術」と「アクション」は似ていますが、「アクション」が派手…

ウェイキング・ライフ

主人公は起きているのか、寝ているのか、はたまた生きているのか死んでいるのか?それすら最後まで分からないお話です。なんのこっちゃ? この映画の面白さを言葉で正確に伝えるのは難しいです。アニメというか、実写で音声と映像を取って、その後にデジタル…

リトルシルバー

サントリーホールから六本木駅までぶらぶらとわき道を歩く。「六本木ヒルズ」という名の小さな古いマンションを発見。更にわき道を進むと、遠目にも常人とは違ったオーラを放つ人が近づいて来る。それは二人のスタッフらしき女の子と一緒の宗方コーチ、では…

 ベルナルト・ハイティンク指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団/サントリーホール

オーソドックスだけれど、タイトですばらしい演奏でした。いや、私自身はクラシックに全く疎いのですが、夫がそう言うので多分、間違いないと。アンコール曲も終了し楽団員も引き上げた後も拍手が鳴り止まず、指揮者のハイティンク氏だけ、3回も舞台に出たり…

「企業としてブランド力を高めていくにはどうしたらいいか?」のお答え

引き続き某企業の若手社員アンケート集計のお仕事。この会社、急成長した後、今やかなりの大手で相当なブランド力が既にあるのですが……一番、多かったお答えは「社員を大切にすること」はぁ?ブランド力ですよ。そんなことより、もっと色々と自分たちが大事…

キムチ冷蔵庫

ソウル土産に美味しいキムチを沢山買ってきたのはいいものの、最近、夫が急に喘息持ち(自称)になった。単に一時的な体の不調のような気がしているのだが、彼がネットで調べたところによると「喘息には辛いものが良くない」そうなので「悪いけど俺はキムチ…

 椿会展2004/資生堂ギャラリー

Art

どれも本当はすばらしい作品なのかもしれないけれど、各人の作品をただ空間に一つ二つ置かれても?って感じ。そんな中でも堂本右美さんの単純化した芥子のつぼみのようなモチーフを力強い線で描いたシリーズはよいなぁと思ったのだが、なぜか激しい既視感。…

ビッグコミックオリジナルで毎回楽しみにしている『沈夫人の料理人』(ISBN:4091854931 )が今号はお休みと知ってがっかり。李三の美味しい料理…じゃなくて、困った顔が見られないなんて…。(私は奥様並みのワル?)

はてな巡り

珍しくバイトがない日が続いているので、昨日今日と巡っているのだが。ちょっとは賢くなろうかなぁなんて、時事ネタをチェックしてみるものの、なんだか情報って言うのは探れば探るだけ虚しさも募るもののようでもあり。 で、結局、何が心に残るかと言うと、…

テンペ初体験

以前から気になっていた食材を、イトーヨーカ堂で発見。迷ったのだけれど、最初ということで、出来るだけテンペそのものの味を味わえる食べ方がよかろうと小さめのサイの目に切ってそのままマヨネーズで和えてサラダに。けれども…残念なことにあまり美味しい…

年金ドミノ祭りの裏側

id:Bonvoyageさん経由。 坂本龍一「先見日記」:http://diary.nttdata.co.jp/diary2004/05/20040516.html 一連の馬鹿騒ぎが放置されたままダラダラと続くのはなぜなのかなぁとは思っていたのですが、コレでしたか。元々、熱心な時事ネタウォッチャーではない…

お嬢さまことば速修講座

「お嬢さまはコーヒーではなく、お紅茶を召し上がるものです」(美化語の“お”がつけられないから)「『個性的に装っていらっしゃる』と言われたら『おかしなかっこう!』という意味でございます」などなど、いたる所に“名(迷)言”がちりばめられていて笑わ…

永遠のマリア・カラス

とても面白い良い映画、だと思う。思うんだけどなぁ…。 ファニー・アルダン演じる昔のような美声がでなくなって苦悩するマリア・カラスが、カルメンを演じ、それをまたファニー・アルダン演じる創造の意欲を取り戻したマリア・カラスが、自ら演じた先のカル…

天然 飲むバラ

横浜高島屋の催事「横浜バラ展」で購入。(購入したのは13日)ブルガリア産ダマスクスローズ飲料。詳しい商品スペックはこちら。 飲むと本当に、口の中から、鼻にかけてバラの香りでいっぱいになります。比喩でも冗談でもないです。サイトやパンフレットに書…

SKIPトマトジュースのお味

以前、高濃度トマトジュースが期待とはちょっと違ったという感想を書いた。(id:a2004:20040427)そんなぼやきを聞いて昨日、id:hal818さんが普通のSKIPトマトジュースをくれた。ありがたや。 早速、飲んでみた。そこで誠に勝手ながら私はこう考えた。SKIPの…

 男子厨房に入らず

女性サイトでこんな記事を見かけた。 メディアの森の女たち/家事のできる男は「男らしい」?男と家事について考えてみた:http://www.cafeglobe.com/news/media/index2_040513.html 何より驚いたのは「男子厨房に入らず」の本来の意味だ。 そもそも、男性が…

足立美術館の魅力展/横浜高島屋ギャラリー

Art

まだまだ世の中には知らないことが沢山あるのだなと、今日また思ってしまった。「足立区美術館にどんな魅力が?」忙しいけれども心優しき友人から、招待券をいただいた時にこう思ってしまった。バカです。島根県にある美術館です。同時に足立区の皆様、ごめ…

假屋崎省吾展/横浜三越

Art

地下の食料品売場以外は、やや寒い空気が漂っている横浜三越。横浜在住で三越カードを持っているのに、何のお誘いもしてくれない横浜三越。(恵比寿とか銀座からは時々は来るんだけど。) そんな横浜三越から来た久々のラブコールはアンケートの依頼だった。…