2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 タイトル買い カヴァリエーリ「魂と肉体の劇」

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1600年に初演されたのがこのオラトリオというかオペラの元祖「魂と肉体の劇」。“魂”と“肉体”の“劇”。すんごいタイトルだ。魂や肉体、知性などを擬人化して歌わせる作品、との解説にもそそられ買ってみたが、意外に全体としては軽やか。もっと、苦悩に満ちた…

ボケも大切なバロメータ

夫はこの半年以上もの間、肉体的、精神的にツライお仕事に従事しておりまして、いよいよ本日は忙しさのピーク、都心のホテルに缶詰にされるのです。ツナ缶?ノーノー! こんなセンスのないボケは放置しておくとして、今朝、出かける間際の玄関で「今夜は寂し…

[Memo]メサイアまたは木こりの歌

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昨日は「宗教改革期のフランス詩篇曲集」、今日はヘンデル「メサイア」(ASIN:B00005FF8R)を聞いております。なんだか、このまま天に召されてしまいそうです。間違っても信仰心が厚いわけもなく、バロック音楽をかけるとなぜか作業がはかどるからというだけ…

 猟奇的な彼女 

韓国は不思議な国だ。銀行強盗をしでかした女の顔を公開するとあまりの美人さにファンサイトまで出来て大騒ぎとか、アジア大会では北の国からの「美女軍団」をお嫁さんにしたいと追い掛け回す輩もでた。古くは「大韓航空機爆破事件」の金賢姫が美人だという…

 自由が丘 ザ・ガーデン

古桑庵から、目黒通りに向かって進むと高級スーパー「ザ・ガーデン」がある。駐車場には見事にベンツ、フォルクスワーゲン、トヨタのクラウンしか停まっておらず、そんなハイソなお金持ちの方々のお買い物を見学。買わずとも、それなりに幸せ気分は味わえる…

 自由が丘 古桑庵

サイクリングで自由が丘まで。古桑庵でお茶。漱石の娘が住んでいたという大正時代の木造建築の一軒家がそのままお店になっており、風情があっていいが、もしデザートを食すなら「お抹茶(一口お菓子付き)」より「白玉ぜんざい」より「あんみつ」の方がコス…

バーバーハーバーなフランス菓子屋

右の画像は最近、ご近所に出来たばかりのお菓子屋さんで買ったもの。アーモンド粉たっぷりで、素朴な味わいある。 お店は、元うどん屋さんをそのまま利用している。外装は目の覚めるようなブルーに塗り替えた。けれども中はイマイチ分からない。なぜなら、和…

アンティークレース

「めぐりあう時間たち」を見てたら花を買いたくなった、と書いた。あれは本気。あの映画には見所が沢山あると思うが、一つには花の扱い方と言ったらいいだろうか。物語上の演出としての効果はもちろんのこと、何より花そのものがとても魅力的に映し出されて…

 めぐりあう時間たち 

3人の女がいる。2人は卵を割り、1人は卵を割るメイドを眺めている。1人の女は美味しそうなかに料理を作り、1人の女は青紫色の(なんてグロテスクな!でも、それはレシピ通りの完璧な)バースデーケーキを焼き上げ、もう1人の女は料理を作るどころか、何も食…

 大根バーガー、Asante sanaのチョコ、紅茶煮の漬け汁

モスバーガーの季節限定品、大根バーガーをお昼にいただく。大根:結構いける。ゆず味噌:かなりいける。大根+ゆず味噌+ハンバーガー:うーん、別々に食べたいという微妙な結果。 久々に生活クラブでAsante sanaのチョコ(http://www.air.cyber.gr.jp/catalo…

[Movie] ライアー 

ティム・ロス見たさに借りたこの一本。期待通りのねちっこい変質者ぶりでした。いや、名演技。いつも瞳に孤独の影がある感じも母性本能をくすぐられる。それにしてもサスペンスなのに、娼婦役のレニー・ゼルウィガーを殺した犯人は分からずじまい、というオ…

 人を評価するのは難しい

随分前に少しの間だけ採用の仕事をしていた時があったが、果たして自分自身が、会社が応募者にパンフレットや広告で訴えて望むような立派な社員であるかのかどうか、考えてしまった覚えがある。 今日、仕事先で「この業界・企業でこの『採用テスト』が使われ…

ダスト 

地下鉄に乗っていると、たまにだが突然、百年後のことを想像してしまうことがある。百年後、今、この車両に乗っている人で、生きている人はいないだろう。一気に時が進み、ボロボロのシートや、くもの巣だらけのつり革に白骨化した人々が座ったり、つかまっ…

自己流茶道

このごろ、茶筅と骨董市で買ったお茶碗でお抹茶を点てております。お茶を習ったことなどありません。コーヒー代わり感覚です。点て方は怪しくとも、それなりに美味しくいただけるようです。

豚の紅茶煮

Googleで検索すれば、あまたとレシピが出てくる紅茶煮。今日は、ミツカン山吹(粕酢)に少し中国の黒酢(香酢)を混ぜて作ってみた。香酢を入れるといい意味でクセというかコクが出てきて、より美味に。あまった漬け汁は、湯豆腐の付けダレにしても美味しそ…

 学芸大までママチャリサイクリング

電車を使えば20分くらいで行けるところを、夫と二人で自転車で1時間半かけてサイクリング。我が家から学芸大学までの道のりはアップダウンが多いので、ギアチェンジなしのママチャリではかなり疲れる。 「散歩の達人」に載っていた「珈琲美学」という喫茶店…

 いいぞ!杉本彩

セーラームーンの実写版を初めて見たが、悪の女王様杉本彩がとてもいい。他の出演者はどいつもこいつも衣装に負けていて、金だけはふんだんにかけたコミックマーケットのコスプレイヤーに過ぎないけれども、彼女だけは違う。キラキラのド派手メイクも真っ黒…

新しいホテル

実家の母から、このゴールデンウィークに父と旅行に行きたいんだけど、どれがいいかなぁとホーチミンと北京、それぞれ2コースづつのパンフレットをFAXで送ってきた。そんなの自分で決めてくれYO!と思いつつ、手持ちガイドブックでホテルをチェック。ホーチ…

 プラン9・フロム・アウタースペース

「映画史上最低の…」と巷で評判なら、一度くらいは見ておこうかなと考えてしまうのが人情ではないか。そんなエド・ウッドの代表作品。さぞヒドイんだろうなと思ったら、それほどでもなかった。むしろ、既視感さえある。小さな子供のころ、テレビで見ていたア…

 ウィルスメール

本当に冗談じゃなくこの数週間、ウィルスメールが多い。毎日、10件くらいくるだろうか。プロバイダの駆除サービスに入っているので実害は今のところないが、一通ウィルスメールが来ると、そのたびに駆除しましたメールも来るという具合で、無意味なメールを…

 コニカ・ミノルタプラザ、ニコンサロン、ペンタックスフォーラム、エプサイト/ 新宿

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コニカ・ミノルタプラザ:ベテランの海外紀行写真や山岳写真よりも、小学生が撮ったスナップ展の方がいい。しかも、遊び半分に何気に撮っているようで、既に個人差が。一人、面白いアングルばかりを撮る男の子が気になる。将来とか。 ニコンサロン:学生によ…

 美術の教育プロジェクト 美術に教育・2004 command N / 御茶ノ水

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主催者である中村政人氏は、「『引きこもり』から『社会へ』 それぞれのニュースタート」(参照:id:a2004:20040302)を書いた荒川龍(id:rosa41)さんの韓国留学時代のお友達だ。その荒川さんから「オレもまだ行っていないから、内容はよく分からないんだけど…

 吉野家の豚丼

一応、世の中の流行に乗り遅れまいと思い豚丼を食べてみる。生まれてからこの方、吉野家にはいるのは3回目だ。そんな輩だから、豚丼を食べても何の感慨もなく。

 高齢男性は自分のことで頭がいっぱいなのか

たまたまNHKの「福祉ネットワーク」という番組の再放送「こころの相談室『痴ほうと向き合う』」で読み上げられる投書の数々から、本当に介護されるご家族の方々は大変なんだなと、他人事とはいえ胸が痛む思いをする。 ただ、ちょっと気になったのは50以上の…

貧農史観を見直す 講談社現代新書 

太平洋戦争中において、良識ある「庶民」という人々はとても無力で、心の中では「反戦」だったのだけれど、憲兵や非国民と言われるのが怖くて黙ってました、ひもじくて悲惨な境遇でした、と一様に括られている気がする。「火垂るの墓」みたいな感じとでもい…

 カンパニーマン 

ルーシー・リューが、片桐はいりに見えて仕方がない。チャーリーズ・エンジェルの時と比べると、手足も短いような。スラリと伸びた手足もCGだったのか?主役のジェレミー・ノーザムは同じ映画の中で、顔つき、立ち振る舞いが少しずつ変わって、最後には別人…

 ぼくの伯父さん  

58年に作られたとは思えないほどの、ハイテク!で超モダンな家に住んでいるのが「ぼく」。住み心地はあまりよさそうに思えないのだが、あの魚の噴水はいい。できれば欲しいくらい。 世間からはちょっとズレた生活を営んでいる独身の伯父さんというと日本では…

 燃えつきる

学生時代の友人と自由が丘でランチをする。彼女は会うと、いつでも私に他の人たちの動向を教えてくれる。それだけ彼女はいい人だから今に至るまで色々と親交があって、私はずぼらな上、性格も悪いときているので彼女くらいしか付き合ってくれないということ…

ロンドン交響楽団 / サントリーホール

夫がバイオリニスト庄司紗矢香ちゃんの追っかけ?をしているので、それに付き合って。演目はシベリウス バイオリン協奏曲 ニ短調 op.47 。今日初めて聴く曲だ。 しばらくぶりに見る紗矢香ちゃんは、一段と演奏が濃くなっていた。音色も日本人離れしたねちっ…

夫の転勤は

とりあえず4月1日付は無くなった。5月いっぱいは、確実に横浜在住のまま。その後はどうなるか不明。