なんという贅沢!と言っていいものか

去年の秋に出来たばかりのイオンの大規模店内にあるシネコンで007の新作をオットとともに見に行ったのだが
まだ真新しい広い劇場内には私たち以外、往年の007ファンと思しき年配の男性が2人だけ。
ほぼ貸切に近い状態で、新作映画を見たのであった。
まぁ、公開から日数が経ってるのと、日曜の夜という時間帯のせいもあるとは思うが。


ちなみに秋田市内以外のシネコンは、県内ではここだけ。
もっというと秋田市内以外で映画館と言えるような場所は事実上、ここだけ。


去年の夏、秋田市内のミニシアター系映画館で平日昼間に「レンブラントの夜警」という映画を見たが、*1
その時は本当に私一人の貸切状態を体験した。


「私一人でも、上映しますか?」と尋ねると
「携帯電話でも何でもやりたい放題ですよ!」と明るく答えてくれた支配人。


その映画館、現在冬季休業中。暖房費用を上回る収益が見込めないってことなのか…?
けれども、そろそろ復活してくれそうなのはありがたい。


ただ、車で片道1時間半をかけて、
しかも他所とは半年以上遅れで上映されるものを見に出かけるというのは
正直なんだかな…という気がしないでもない…地球にやさしくな…



…いや、文化の灯りを消さないために。エコよりエゴ。

*1:その上映も金土日のみの、変則的なもの。